まとめ
「簡単かつ効果大の口臭ケア4つ」
- 毎食後、歯磨きする。(電動歯ブラシだと尚良い)
- 歯磨き後にデンタルフロスを使う。
- 毎日1.5〜2.0Lの水を飲んで、口内を乾かさない。
- ガムを噛んで唾液を出す。
詳細
そもそも何故、口臭を気にするべきか
香り/臭いは、脳の感情や本能を支配する部分にダイレクトに作用することが研究で分かっている。
(少し専門的に解説すると、他の視覚や聴覚などが、視床や大脳皮質を経て大脳辺縁系へ到達するのに対し、嗅覚は嗅神経からダイレクトに大脳辺縁系へ入る。)
見た目を意識する人は多いが、見た目(視覚)より香り/臭い(嗅覚)のほうが他人に与える印象は大きい。
口臭の原因
- 生理的口臭(口内の細菌が原因)
- 飲食由来による口臭(ニンニク、コーヒー、お酒、タバコなど)
- 病的口臭(虫歯、歯周病、歯槽膿漏、便秘、下痢など)
予防法
上記の「口臭の原因」の1,2は最初に述べた「簡単かつ効果大の口臭ケア4つ」を実践することで予防できる。
しかしながら、3の「病的口臭」については、医師による治療が必要となる。
35歳以上の日本人の8割が歯周病であると言われている。歯周病に限らず病的口臭かもしれないと思う方は、すぐに病院に行き治療を受ける必要がある。
口臭ケアの意識が低いのは日本だけ
外国人の72%が日本人の口臭が気になったことがあると回答している。 これは日本人の口臭ケアに対する意識の低さのあらわれだろう。
アメリカでは、口が臭いというだけでビジネスパーソンとして失格の烙印を押されるくらい意識が高い。 三ヶ月に一回、クリーニングとホワイトニングをしているという人も多いらしい。
確かに、外国人(特に西洋人)で口臭が気になる人に出会ったことはほとんどない一方で、日本人の口臭は本当に気になる。
家族や会社の上司・同僚・部下、友達に嫌われないように、 日頃のマウスケアを習慣付けすべきである。
また、仕事等で外国人と接する機会がある人やグローバルエリートを目指すなら、英語や専門的スキルの前に口臭ケアの習慣付けはマストである。
少しの意識・行動で他人からの印象・評価をガラッと変えることができるので、皆さんも今日から是非実践してみてください。
出典
『CLASS ACT(クラス・アクト)世界のビジネスエリートが必ず身につける「見た目」の教養』
安積陽子 著