『簡単に健康になれる方法が知りたい』
『最近体調がすぐれないな』
『頭良くなりたい』
そんな風に思っている方、いらっしゃると思います。
ということで今回は、
たった30分歩くだけ!散歩の科学的効果がスゴすぎる
という内容でお伝えしようと思います。
今回の内容は、
・(米)ハーバード大学
・(アイルランド)ダブリン大学
・筑波大学
の研究や専門家の意見などを参考にしています。
今回の記事を読むことで、
- 散歩の科学的効果
- 散歩の効果的な方法
が分かり、
実践すれば、
心と体が健康になるだけでなく、頭も良くなれます。
また、
故スティーブ・ジョブズ氏やマーク・ザッカーバーグ氏がやっていた/やっている、
ウォーキング会議の方法とその効果
についてもご紹介しています。
それでは、確認していきましょう。
散歩がもたらす科学的効果
散歩は、
- 健康
- メンタル
- 脳
の全ての面で科学的効果があります。
では、それぞれ具体的にどのような効果があるのでしょうか。
散歩の健康面での具体的効果は?
- 高血圧改善
- 血糖値改善
- コレステロール値改善
- 肥満解消
- 腰痛改善
- 肝機能改善
- 心臓病の発病リスク低減
- 大腸がんの発病リスク低減
- 乳がんの発病リスク低減
- 認知症の発病リスク低減
- 死亡率20%減(長生きできる)
散歩のメンタル面での具体的効果は?
- ストレス解消
- リラックス効果
- ポジティブになれる。
- ネガティブな感情が湧きにくくなる。
- うつ病の改善・発病リスク低減
散歩の脳への具体的効果は?
- 創造性が上がる。
- 記憶力が上がる。
- 注意力が上がる。
- 判断力が上がる。
■ 補足
スタンフォード大学の研究によると、以下のことが分かっています。
- 拡散思考(デザインシンキング):歩いて考えるべき。
- 収束思考(ロジカルシンキング):座って考えるべき。
つまり、
歩いて考えた方が効果的なのは、
- ブレインストーミングなど色々なアイデアを出したいとき。(0→10の創出)
- 創造性が必要なとき。
座って考えた方が効果的なのは、
- アイデアや考えを一つにまとめたいとき。(10→1の絞込み)
- 答えを導き出したいとき。
どのように、どれくらい散歩すれば良い?
続けることが一番大切なので、続けることができる方法で散歩するのが一番良いです。
場所も時間も、ご自身の体調やコンディションと相談しながら、好きなようにやってください。
散歩することに慣れてきたら、以下の場所・方法・時間で実施できるとより効果的です。
(1) 場所
- 日光を浴びることができる場所
- 自然豊かな場所
(2) 方法
早歩き
(3) 時間
10分~30分程度
■ Tips
ウォーキングの前後のどちらかに瞑想を加えることで、不安感が劇的に解消できることが分かっているので、大事な局面の前で不安なときはやってみると良いと思います。
会議も散歩しながらが良い?
■ ウォーキング会議とは?
一般的な会議の場であるオフィスや役員室や喫茶店を使わず、歩きながら行う会議のことです。
■ メリット
上述の散歩のメリット(創造性の向上、健康的など)に加え、
仲間意識の強化
つまり、
上司と部下、および同僚同士の間の壁が取り除かれ、従業員エンゲージメントが高まる
効果があることが確認されています。
会議を実施する場所に向かう途中や会議後にデスクに戻る途中などに話がよく弾むという経験がある方も多いと思います。
■ 注意点
あらゆる会議がウォーキング中にできるわけではありません。
参加できない人がいる場合もありますし、資料やホワイトボードが手近にないと困る時もありますよね。
つまり、
ウォーキング会議に最も適しているのは、
何かの判断や意思決定について話し合う時や、解決法を探るような時
なのです。
■ うまく実践するためのコツ
- 仕事と直接関連しない場所(近くの有名な場所など)を行き先にする。
- 途中で不必要なカロリーを摂取しない。
- 突然の誘いで同僚やクライアントを驚かせない。
- 少人数(三人まで)に留める。
- 散歩を楽しむ。
- スマホは不要。(重要な点はメモを取る。)
故スティーブ・ジョブズ氏、マーク・ザッカーバーグ氏も散歩しながら会議することは有名ですよね。
会議の種類さえ選べば、やらない理由はないので、一度やってみてはいかがでしょうか。
キャリア相談などは、ウォーキング会議に向いているかもしれません。
まとめ
最後に復習しておきましょう。
散歩は健康にもメンタルにも脳にも良い影響があります。
それぞれの具体的効果は、
・健康への効果
- 高血圧改善
- 血糖値改善
- コレステロール値改善
- 肥満解消
- 腰痛改善
- 肝機能改善
- 心臓病の発病リスク低減
- 大腸がんの発病リスク低減
- 乳がんの発病リスク低減
- 認知症の発病リスク低減
- 死亡率20%減(長生きできる)
・メンタルへの効果
- ストレス解消
- リラックス効果
- ポジティブになれる。
- ネガティブな感情が湧きにくくなる。
- うつ病の改善・発病リスク低減。
・脳への効果
- 創造性が上がる。
- 記憶力が上がる。
- 注意力が上がる。
- 判断力が上がる。
散歩の方法は、
日光を浴びながら、自然豊かなところ、早歩きで、10分~30分程度
であり、
散歩の前後で瞑想をすると、
不安感が劇的に解消する。
故スティーブ・ジョブズ氏、マーク・ザッカーバーグ氏もやっていた/やっている
ウォーキング会議
によって、
仲間意識を強化することができます。
—筆者コメント—
どうだったでしょうか?
散歩の効果はとても大きいと思いませんか?
以前以下の記事でお伝えした「感謝」の効果と同じくらい大きな効果があると思います。
まだ読んでいないという方は、是非読んでみてください。
新型コロナウィルスの影響により、外出自粛となっていた期間に散歩をしていた人はとても多いと思います。
その習慣は、自粛期間が終わった後も是非続けて欲しいです。
まとまった散歩の時間が確保できないという方も、歩くということを意識して日々を過ごしてみてください。
それだけでも効果はあります。
それでは、一歩でも多く歩いて、心も体も脳も健康にしていきましょう!
何事も健康が全ての基本ですから。
■ 出典
・Gigazine
「散歩をすると健康で、賢く、そして幸せになる」と脳科学者が提唱する理由とは?
・Canva
天才たちも実践している「歩く」ことをお勧めする5つの理由
・BUSINESS INSIDER
1日30分の散歩が、あなたの心と身体の健康を大きく向上させる
・ハーバード・ビジネス・レビュー
「ウォーキング会議」が創造性も集中力も上げる