いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。
普段シャワーだけで済ませるという方は多いのではないでしょうか。
普段仕事で忙しい、あるいは、一人暮らしの方は尚更そうだと思います。
そんな皆さんに今回は、
湯船につかるだけで健康&幸福に。入浴するメリット4つと正しい入浴方法
という内容をお伝えします。
それでは早速、湯船につかることのメリットと正しい入浴方法を確認していきましょう。
湯船につかるメリット4つ
湯船につかるメリットは、以下の4つです。
- リラックス効果
- 幸福度アップ
- 血液・リンパの流れが良くなる。
- 免疫力アップ
1.リラックス効果
お湯につかると、その気持ち良さに思わず、
『はあ〜』
という声が出てしまいますよね。
体が水圧によって、心地良く押されることで、自然のマッサージ効果を生み出してくれているのです。
また、水の浮力によって、お湯の中での体重は約10分の1になります。
そのため、全身を支えていた関節や筋肉が重みから解放され、全身がリラックスした状態になるのです。
2.幸福度アップ
東京都市大学の研究によると、毎日湯船に入る人は、毎日シャワーだけの人と比べて、幸福度が12ポイント高いことが分かっています。
お風呂に入るだけで、人は幸せになれるのです。
3. 血液・リンパの流れが良くなる。
体が温まることで、血の巡りとリンパの巡りが良くなります。
酸素や栄養を含んだ新鮮な血液が全身を駆け巡り、血液中の老廃物や二酸化炭素が運び去られます。
また、血液がサラサラになることで、むくみの解消効果もあります。
これは全身浴でじっくりと体を温めるからこそ起こる現象であり、シャワーだけではこの効果を得ることはできません。
4.免疫力アップ
全身浴によって体温が上がることで基礎代謝や免疫機能が向上します。
人間の体は体温が1度下がっただけでも、体内酵素の働きが鈍くなり、肥満、感染症、がんなど様々な不調や病気を引き起こすと言われています。
入浴することで、体温が上がり、体力回復や病気予防につながるのです。
適切な入浴方法
・お湯の温度と入浴時間
湯船につかる時間は、
- 40℃前後のお湯なら10〜15分
- 42℃のお湯なら10分以内
を目安にしましょう。
私たちの体はわずか1〜2℃体温が変わるだけで、体調が大きく変化します。
その境目となるのが「42℃」です。
42℃以上の熱い湯に入ると、交感神経が高ぶります。
血圧は上がり、脈拍は早まり、筋肉は緊張します。
そのため、熱めのお風呂やシャワーに入るなら、朝がおすすめです。
交感神経が優位になり、眠気モードから活動モードに切り替わります。
朝から体の活動性が高まることで、1日の消費カロリーが高まり、効率の良い自然なダイエット効果も期待できます。
一方、40〜41℃程度のぬるめの湯は、リラックス状態をもたらす副交感神経を優位にします。
血圧は下がり、脈拍はゆっくり、内臓の働きが活性化して消化が促されます。
就寝前やリラックスしたいときは、ぬるめのお風呂がベストです。
入浴から30分〜1時間後に体温が下がるタイミングで心地よい眠気が訪れます。
長時間の入浴は、かえって体に負担をかけてしまうので、汗ばんだタイミングで、お風呂を上がるか、クールダウンしましょう。
・入浴方法
肩までしっかりお湯につかるようにしましょう。
ただし、急に湯船に入るのではなく、十分なかけ湯などして体をならしてから入浴しましょう。
・入浴前後には水分補給を
入浴で失われる水分は約800ミリリットルと言われています。
そのため、入浴前後にしっかり水分を補給するようにしましょう。
お風呂上がりにビールなどのお酒を飲むのは脱水を引き起こしてしまうこともあるので注意してください。
—最後に—
今回は、お風呂につかることのメリットと正しい入浴方法についてお伝えしてきました。
お風呂は面倒かもしれませんが、お風呂につかったときの気持ち良さは誰しもが経験したことがあると思います。
毎日は難しいかもしれませんが、時間に余裕がある週末などにお風呂につかって、日々の疲れを癒していただければと思います。
それでは最後に、新世紀エヴァンゲリオンより、葛城ミサトの言葉を紹介して終わりとします。
嫌(や)なことはお風呂に入って、パアーッと洗い流しちゃいなさい。
風呂は命の洗濯よ。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう!
【参考】
・PHILIPS
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