元スタバCEOが教える、ミッションを持つべき理由とその見つけ方

『今後のキャリアに悩んでいる』

『最近、仕事が楽しくない』

『転職を考えている』

という風に思っている方いらっしゃると思います。

ということで今回は、

元スタバCEOが教える、ミッションを持つべき理由とその見つけ方

という内容をお伝えしていこうと思います。

本記事の内容は、

スターバックスコーヒージャパン元CEOの岩田松雄さん

の著書である

「ミッション~元スターバックスCEOが教える働く理由~」

を参考にしています。

今回の記事を読むことで、

  • ミッションとは何か
  • ミッションを持つべき理由
  • ミッションの見つけ方

を知ることができ、

実践することで、

働く理由・生きがいを見出すことができ、自分自身も世の中(身の回り)も好転させることができるようになります。

それでは、確認していきましょう。

ミッションとは?

ミッションとは本来、

企業の果たすべき目的、企業の存在理由(≒経営理念)

という意味ですが、

企業を各個人にあてはめて考えると、

ミッションとは、

各個人が人生において果たすべき目的・役割

を意味します。

それでは、企業ではなく各個人がミッションを持っておくべき理由について確認していきましょう。

ミッションを持つべき理由

岩田さんは企業がミッションを持つのは当たり前として、各個人においてもミッションを持つべきだとおっしゃっています。

その理由は、以下の4つです。

  • 働く理由・生きがいを見出すことができる。
  • 自分の方向性・軸が定まる。
  • 頑張り続けることができる。
  • 社会や身の回りに貢献することができるようになる。

ミッションの見つけ方

ミッションは誰かが教えてくれるものではなく、自分で考えた結果、自分の内側から湧き出てくるものです。

岩田さんが著書の中で教えてくれている各個人がミッションを見つけるための4つのポイントについて確認していきましょう。

  • 好きなこと、得意なこと、人のためになることの共通点を見つける。
  • 働き方は大事ではない。
  • 自分を肯定する。
  • ミッションは変わり続ける。

■ 好きなこと、得意なこと、人のためになることの共通点を見つける。

好きなこと、得意なこと、人のためになることの3点をともに満たすものを探しましょう。

また、京セラ創設者の稲森和夫さんが著書「心を高める、経営を伸ばす」の中で、

人生・仕事の結果 = 熱意×能力×考え方

と述べていますが、これはミッションと人生・仕事の結果が非常に密接な関係があることを表しています。

  • 好きなこと⇒熱意
  • 得意なこと⇒能力
  • 人のためになること⇒考え方

ミッションを明確にし、ミッションを追い求めることは、人生・仕事の結果に大きく影響を与えるのです。

とは言え、好きなこと、得意なこと、人のためになることの3点をともに満たすものを探しなさいと言われてもなかなか難しいと思います。

なので、見つかるまでは色々と試してみるということも非常に大切になってきます。

ミッションは変えてはいけないという制約はどこにもないので、定まるまではミッションも色々と変えてみると良いかもしれません。

とりあえず色々試してみるには、「やってみる」力も必要になってくると思います。以下の記事も参考にしてみてください。

■ 働き方は大事ではない

大切なのは、

アルバイトなのか、会社員なのか、公務員なのか、フリーランスなのか、経営者なのかではなく、

世の中を良くしようという心の底から湧き出てくる使命感です。

会社員として達成することが難しい部分があるかもしれませんが、

副業として達成するという手段も今はあると思います。

どうやって達成するかは一旦置いておいて、なぜ働くのか、なんのために働くのかを考えてみましょう。

■ 自分を肯定する。

毎日が忙しく、ミッションを持って働く余裕がないという方や、自分にはどうせできないとネガティブに考えている方もいらっしゃると思います。

そこで大事になるのが、自分を決して否定しないことです。

自然派化粧品を販売しているザ・ボディショップ社の創業者であるアニータ・ロディック氏がこう言っています。

『自分の存在が小さすぎて影響力などあるわけがないと思う人は、蚊と一緒に寝てみたら?』

少しぶっきらぼうな表現ではありますが、

夜中に蚊のブーンという羽音に気づいた経験は誰しもあると思います。

小さな蚊という存在でさえも、我々に影響を及ぼしているのです。

つまり、たとえ小さくても周りにインパクトを与えることはできるということです。

『誰しもが、この世にうまれてきた意味があるはずであり、

何のために、誰のために尽くすべきなのか、内なる声に耳を傾けてみてください。』

と、岩田さんは述べています。

■ ミッションは変わり続ける。

ミッションは一度作ったら終わりというものではありません。

生きている限り、働いている限り、変わりゆくものなのです。

大切なことは、自分のミッションを意識し続けることなのだと、岩田さんはおっしゃっています。

常に、好きなこと、得意なこと、人のためになることの三つの輪を見つめ、追い続け、更新し続けることが大切であり、

それがミッションを持つということなのです。

まとめ

それでは最後に復習しておきましょう。

■ ミッションとは?

各個人が人生において果たすべき目的・役割

■ ミッションを持つべき理由

  • 働く理由・生きがいを見出すことができる。
  • 自分の方向性・軸が定まる。
  • 頑張り続けることができる。
  • 社会や身の回りに貢献することができるようになる。

■ ミッションの見つけ方

  • 好きなこと、得意なこと、人のためになることの共通点を見つける。
  • 働き方は大事ではない。
  • 自分を肯定する。
  • ミッションは変わり続ける。

—最後に—

どうだったでしょうか?

ミッションを見つけるのは人によっては非常に難しいと思います。

ミッションを見つけるまでの方が道のりは長いかもしれません。

どこに向かえば良いかの正解がない状況です。

それでもミッションを完成させるまでの道のりをあきらめずに、歩み続けていきましょう。

ミッションさえ完成すれば、あとはそこに向かって歩き続ければいいのです。

それではスティーブ・ジョブズの名言を紹介して、終わりとします。

The only way to do great work is to love what you do. If you haven’t found it yet, keep looking. Don’t settle. As with all matters of the heart, you’ll know when you find it.

すばらしい仕事をする唯一の方法は、自分の仕事を愛することだ。そんな仕事をまだ見つけることができていないのであれば、探し続けなければいけない。立ち止まってはいけない。心の問題のすべてがそうであるように、答えを見つけたときには、「これだ!」と自然にわかるはずだ。

自分のミッションを作り上げて、そのミッションを達成すべく歩み続けることで、良い人生にしていきましょう!

タイトルとURLをコピーしました