『少しでも幸せな日々にするにはどうしたら良いんだろう?』
『日々を充実させたい。』
こんな風に思っている方いらっしゃると思います。
当たり前すぎて、思ってすらいないという方が大半かもしれませんが、幸せになる方法を知りたくないなんて人は一人もいないと思います。
ということで今回は、誰でも今からできる幸せになる方法6選をご紹介いたします。
ハーバード大学心理学部のダニエル・ギルバート教授が「幸福学」(ハーバード・ビジネス・レビュー編)の中で教えてくれている方法です。
この記事を読み終えると正しく幸せになる方法を学ぶことができ、実践・習慣化することで一度きりの人生をより幸せに、そして、より充実感のあるものにすることができます。
それでは確認していきましょう。
誰でも今からできる幸せになる方法6選
ハーバード大学心理学部のダニエル・ギルバート教授による、誰でも今からできる幸せになる方法は以下の六つです。
- 瞑想をする。
- 運動をする。
- 十分な睡眠をとる。
- 利他の行動をとる。
- 良い人間関係を構築する。
- 感謝する。
詳細
大半の人は幸せになる方法を勘違いしている。
それぞれの幸せになる方法について解説する前に、まず前提として知っておかなければならないことがあります。
それは、とても素晴らしいと思える経験よりも、些細ながらも良いなと思えることをどれだけ多く経験できたかの方が幸福において重要だ、ということです。
皆さん逆だと思っていませんでしたか?
例えば、
- ノーベル賞を受賞する。
- 家を買う。
- ファーストクラスで海外旅行に行く。
- 昇進する。
といった経験をすることで幸せになれると思っていたと思います。
それらを否定しているわけではありません。
しかし、
例えば、
- 仕事中に同僚にお菓子をもらう。
- 席を老人に譲って感謝される。
- お風呂につかる。
- 仕事終わりにお酒を飲む、デザートを食べる。
- 掃除して家がきれいになる。
などのささやかな良いことが毎日複数回起こる人の方が幸せである可能性が高い、というわけです。
つまり、幸せは数少ない大きな出来事ではなく、無数の小さな出来事の総和が大きく影響している、ということなのです。
そのため、今回ご紹介する方法も「小さな出来事」になっています。その小さな出来事が繰り返されることで幸せに近づくのです。
大それたことをする必要はありません。しかし、これらの「小さな出来事」を馬鹿にしてはいけないのです。
誰でも今からできる幸せになる方法6選
それでは、ハーバード大学心理学部のダニエル・ギルバート教授による6つの方法について、それぞれ確認していきましょう。
瞑想をする。
■ 実施タイミング
好きな時。(朝がおすすめ)
■ 実施時間
1~30分
■ 実施方法
①静かな場所でリラックスして座る(自分の好きな座り方・座る場所で良い。)
②目をつぶって呼吸に意識を向ける。(空気が肺に入って出て行ったというように)
③何かしら考えが浮かんできたら、そのことに気づく。(今日何しよう?など呼吸以外に意識が向いている、考えていることに気づく。)
④意識を呼吸に戻す。
⑤これを繰り返す。
■ 筆者の一言
瞑想はもはや歯磨きのごとくやるべき必須の習慣です。Googleも導入していますし、アスリートや経営者もやっています。
道具は不要で自分の体さえあれば無料でできます。絶対に今日からやりましょう。朝起きて日光を浴びながら瞑想するととても気持ち良いですよ。
運動をする。
皆さんのやりたいことをやるのが一番良いと思いますが、誰でも今からできる散歩の実施方法について記載します。
■ 実施タイミング
好きな時。(日光を浴びながらできる朝がおすすめ)
■ 実施時間
20~60分
■ 実施方法
好きなところを好きなように歩く。
■ 筆者の一言
自然豊かなところを歩くとより良いみたいです。また、慣れてきたら早歩きにすることでより運動効果が得られます。
好きなYouTube動画を再生しながら(※スマホをポケットにしまった状態)散歩することで、インプットの時間にでき、より有意義な時間にもすることができますよ。
十分な睡眠をとる。
■ 睡眠時間
6~8時間
■ 筆者の一言
睡眠時間は絶対に削ってはいけません。以下の通り、超多忙であるはずの経営者達も睡眠時間をしっかり確保しています。睡眠を削って働くよりも睡眠をとることの方が高いパフォーマンスを発揮するには大切みたいですね。
- Google会長 エリック・シュミット : 8.5時間
- AppleCEO ティム・クック : 7時間
- AmazonCEO ジェフ・ベゾス : 7時間
- TwitterCEO ジャック・ドーシー : 7時間
- Microsoft元CEO ビル・ゲイツ : 7時間
- TeslaCEO イーロン・マスク : 6時間
利他の行動をとる。
「利他」という言葉を使うと大袈裟に聞こえますが、当たり前のことでよいのだと思います。「やさしさ」くらいで良いのではないでしょうか。できることはたくさんあると思います。皆さんができること、思いついたことをやってみてください。
ここでは、簡単にできると思われるものを例として挙げてみます。
- 老人・妊婦に席を譲る。
- お店に入るときにドアを開けてあげる。
- 良いなと思った情報を誰かに教えてあげる。
- 疲れている同僚にチョコをあげる。
■ 筆者の一言
ありがとうを求めてやっているわけではないけれど、ありがとうと言われると嬉しいですし、誰かのためになることをした後って何か良い気分になりますよね。他人のための行動は結局はちゃんと自分に返ってくるみたいです。
自分のためにやったことは自分だけのため、誰かのためにやったことはその人だけでなく自分のためにもなる。利他の行動、やっていきましょう。
良い人間関係を構築する。
特別何かをするということはしなくてよいかもしれません。いつも通りに喋ったり、いつも通りに連絡をとるということで良いのだと思います。
逆を言うと、良いと思えない人間関係を無理して継続する必要はないということでもあります。
自分だけの問題でもなく、自分以外の人あっての人間関係なので難しいですが、大切に思う友人や家族に対して、「利他の行動」を時々すると良いのかもしれません。
感謝する。
感謝は直接伝えることができなくても良いですし、知っている人である必要も、人である必要もありません。
例えば、
①今回の記事の参考となる研究をしてくださっているハーバード大学心理学部のダニエル・ギルバート教授に対して感謝できます。
②この記事を書くことができるのはパソコンのおかげなので、パソコンに感謝することもできます。
③パソコンの発明者、もっといえばパソコン工場の労働者にも感謝できます。
感謝の対象はいくらでもあります。たくさん感謝しましょう。
そしてその感謝の気持ちを毎日夜寝る前に紙に書くことをオススメしています。感謝して一日を終えることで、ポジティブかつ謙虚な気持ちになれますよ。気になる方は以下記事も参考にしてみてください。
まとめ
最後に復習しておきましょう。
幸せは、数少ない大きな出来事ではなく、無数の小さな出来事の総和である。
そしてその無数の小さな出来事、つまり誰でも今からできる幸せになる方法は以下の六つでした。
- 瞑想をする。
- 運動をする。
- 十分な睡眠をとる。
- 利他の行動をとる。
- 良い人間関係を構築する。
- 感謝する。
筆者コメント
今回の内容いかがだったでしょうか?
幸せになる方法は以外にも些細なことで良かったんだ、ということが分かったと思います。
誰でも幸せになれるんです。なれると分かった今、皆でなりましょう。
今回ご紹介した方法を今日から実施して、少しでも幸せな時間を積み重ねていきましょう。
小さく始めて習慣化して、少しづつ大きくしていきましょう。
ご家族や友達にも是非教えてあげてください。
それでは、コツコツ幸せを積み上げて人生改善していきましょう!