いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。
皆さんは、死を意識したことがあるでしょうか。
普段、死を意識して生きているでしょうか。
そんな人は少ないのかもしれません。
死を意識して生きる人を変わった人だと思う人も多いのかもしれません。
しかし、実は死を意識して生きることはとても大切なことなのです。
ということで今回は、
人生を充実させるために大切な、死を意識して生きるということ
という内容をお伝えします。
それでは早速、死を意識して生きるとはどういうことで、死を意識して生きることのメリットとは一体何なのか、確認していきましょう。
死を意識して生きるとは
死を意識して生きるということは、大きく2つの要素から成ります。
その2つとは、
- 時間が有限であることを認識して生きるということ
- 人生を逆算して生きるということ
です。
1.時間が有限であることを認識して生きるということ
人生は無限ではありません。
人生100年時代とはいえ、誰しもが遅かれ早かれいつかは死を迎えます。
普段、このことを意識しながら生きているという人は少ないのではないでしょうか。
2.人生を逆算して生きるということ
人生という時間が有限であることを認識した上で、その時間をいかに生きるか、ということです。
確かに残りの人生がどれくらいなのかを正確に知ることはできません。
しかし、だからこそのこの芸術的とも言える人生を逆算して生きていく、という意識が必要です。
決して正解はありませんが、自分の人生に責任を持つ必要はあると言えるでしょう。
それでは、このように死を意識することが、一体どのような効果をもたらしてくれるのでしょうか。
次のパートを確認していきましょう。
死を意識して生きるメリット4つ
死を意識して生きることのメリットは4つあります。
- 時間を大切にするようになる。
- 人生について深く考えるようになる。
- 計画的な人生を歩むことができるようになる。
- 自分だけの人生を歩むことができるようになり、人生が充実する。
1.時間を大切にするようになる。
時間が有限であることを認識することで、その限りある時間を大切に過ごすようになります。
今という時間は今しかありません。
今20代の方も30代の方も、10代の頃に戻ることは決してできないのです。
自分はいつか死ぬ、そして今という時間は永遠に戻ってこないという事実を突きつけられて、時間を無駄にしようとは誰も思わないはずです。
2.人生について深く考えるようになる。
今のままの生活、日々で本当に良いのか考えるようになります。
例えば、あなたは仕事に行きたくない、仕事場に嫌いな人がいる、という悩みを持っていませんか?
耐えられないほど嫌というわけではないかもしれません。
しかし、そのままの人生を続けて死ぬという人生で本当に良いですか?
死ぬ時後悔しませんか?
もし人が不死なのであれば、時間は無限にあるので、浪費しても良いでしょう。
しかし、人生は一度きりであり、その人生の時間は有限なのです。
その事実が、どう行動すべきかを人に考えさせるのです。
3.計画的な人生を歩むことができるようになる。
時間を大切にするようになり、今の生活に疑問を持ち深く考えるようになることで、人生を計画的に歩めるようになります。
人生の計画を立てる上で役に立つ方法を後述しているので、そちらも参考にしてみてください。
4.自分だけの人生を歩むことができるようになり、人生が充実する。
自分の気持ちに正直に自分の人生と向き合い、行動していくことで、人生を充実させることができます。
日々、満足感を感じながら過ごすことができるようになるでしょう。
また、周りに流されない強い意志をもつこともできます。
周りが何を言おうと、何をしていようと、あなたはあなたの人生を歩むのです。
あなたは誰とも異なる唯一無二の存在です。
であれば、あなたの人生も唯一無二であって然るべきではないでしょうか。
死を意識することで、自分の人生を歩む勇気と自信、そしてパワーが湧いてくるのです。
「死」というゴールを思い描き、その過程を楽しむ
死とは1つのゴールであり、そのゴールに向かう過程が人生です。
その人生を楽しむためにも、自分だけの理想的な人生年表をつくると良いでしょう。
人生を歩む上での地図あるいは、どんな人生にしたいかという設計図となってくれます。
100歳で死ぬとして、何歳でどうなっていたいかを紙に書き込んでみてください。
例えば、
- 30歳:結婚
- 35歳:都内にマイホーム購入
- 40歳:年収1,000万円
- 50歳:会社員を辞めて、田舎暮らしスタート
といった具合です。
ライフイベントや理想の暮らしを具体的に書き込んでいくと良いでしょう。
限りある人生をいかにして自分の理想通りに歩んでいくか。
人生年表を作ると、それだけでワクワクしますし、そんな人生を歩むためにどうすべきかを考え、行動できるようになると思います。
—最後に—
今回は、死を意識して生きることの大切さについてお伝えしてきました。
死を強く意識するようになり、今回このようなテーマを書くに至ったことが今年ありました。
それは、同級生である友達の死です。
その時に、今日あるいは明日、自分が死ぬ可能性は決して低くないんだなということを強く実感するとともに、生きていることの尊さを実感し、人生をもっと充実したものにしなければならないと強く思いました。
彼が身をもって教えてくれたのかもしれません。
私も皆さんも、人は誰しもがいつかは死にます。
生まれて産声をあげたその瞬間から人は死に向かっているのです。
人生は花に例えられることがよくありますが、まさにその通りです。
いつかは散ってしまう花をどれだけ綺麗に咲かせることができるかはあなた次第です。
死からは誰も逃れることはできません。
しかし、あなたがこの世に生まれ、現に今こうして生きていることは紛れもない事実です。
その奇跡に感謝しつつ、あなただけの素晴らしい人生にしていってください。
それでは最後に、ベルトルト・ブレヒトの言葉を紹介して終わりとします。
Do not fear death so much, but rather the inadequate life.
死をさほど恐れるな。むしろ、不十分な生を恐れよ。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう。
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