誰でもできるアイデア発想法(アイデアの発想から育て方まで)

「新しい事業計画出せって上司に言われたけど、何のアイデアも出てこないな、、」

「会社辞めて独立したいけど、どんなサービスを提供する会社にしようか全然決まらない、、」

「人を惹きつけるセンスあるキャッチコピーが全然思い浮かばないな、、」

「家にあるもので、子供と楽しく遊べる方法ないかなー」

などなど、日々色々なアイデアを出すことを求められる場面が公私ともにあると思います。そんな方々にアイデアのひらめきからその育て方までをお伝えしようと思っています。

この方法を用いて、

「こないだ部長にプレゼンした事業計画が通った!」

「独立してはじめたサービスが好調で黒字になった!」

「なんとかひねり出して育てたキャッチコピーのおかげで売上が10%あがった!」

「紙とペンだけでこんな楽しい遊び方ができる!」

などなど、ワーク・ライフともにレベルアップすることができると思います。(アイデアをカタチにするのはまた別の話でとても難しいの百も承知ですが、、)

まとめ

アイデアを作る方法

  1. 資料集め
  2. 組み合わせる。
  3. 何もしない。(無意識にまかせる。)
  4. アイデアの誕生(ひらめき)
  5. 他人の意見を聞く。

※この5つのどの段階にもそれに先行する段階が完了するまでは入ってはいけない。

詳細

今回の記事は、以下出典記載のジェームス W .ヤング 著「アイデアの作り方」をまとめたものです。名著であり、ご存知な方も多いと思います。読んだことない方は60ページほどですので、是非読んでみてください。

アイデア作成の基礎

  • アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない。
  • 既存の要素を新しい組み合わせに導く才能は、事物の関連性を見つけ出す才能に依存するところが大きい。

⇒事実と事実の間の関連性を探ろうとする心の習性が大切となる。

資料集め

ストックしている資料(知識・事実)の数が多ければ多いほど、新しい組み合わせ、すなわちアイデアが生まれるチャンスがそれだけ多くなる。ストックすべき資料は専門的な知識と一般教養の二種類であり、どちらも大切である。

組み合わせる

集めた資料を色々と組み合わせてみて、関連性を見つけ出すことである。その際、以下のことを実践すること。

  • どんな些細なアイデアも書き留めておくこと。
  • 絶望を味わうくらいまでに、とことん組み合わせること。

何もしない。(無意識にまかせる。)

直接的に何の努力もしないこと。この努力しないことが必要不可欠であることを体得する必要がある。

この段階では、問題を完全に放棄して何でもいいから自分の想像力や感情を刺激するものに心を移すこと。芸術に触れたり、映画を観たり、読書すること。

アイデアの誕生(ひらめき)

アイデアは最も到来を期待していないときにあらわれる。アイデアを探し求める心の緊張を解いて、休息とくつろぎのひとときを過ごしてからのことである。

他人の意見を聞く

うまれたアイデアに対して、理解ある人々の批判を仰ぐこと。良いアイデアには人々がより良いアイデアになる手を貸してくれるのである。自分でも見落としていた可能性を見出すことができる。自分で苦労して生み出したアイデアはかわいいが、過保護になり誰の意見も聞かないということはあってはならない。

筆者コメント

どうだったでしょうか。

読んでみると、当たり前といえば当たり前のように聞こえたかもしれません。

個人的には「3.何もしない」を実践するのが一番難しく、皆さんがあまり意識していなかったのではないかなと思います。良いアイデアが浮かばないときほど、考えてしまいますし、考えるのをやめることはとても勇気が必要だと思います。

けど確かに、散歩しているときにふと、アイデアが浮かんできたりしますよね?

それは 「3.何もしない」 ⇒「4.アイデアの誕生」がまさに起きているんだなと実感しました。

うまくアイデアを生むことが出来ないときは、上記のどこかの段階が抜け漏れているのかもしれません。そんな時はこの記事を再度読んでみていただければと思います。私もそうしようと思います。

それでは、皆さん今日から是非やってみてください!

出典

アイデアのつくり方」ジェームス W .ヤング 著

※英語版:アイデアの作り方 A Technique for Producing Ideas (ラダーシリーズ Level 5)

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