【仕事で使える心理学】人間関係の悩みを解消する具体的な方法はコレです!

いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。

皆さんの中には、

『職場の人間関係が良くないから仕事に行くのが憂鬱だ』

『転職先の新たな職場で良い人間関係を構築したい』

という風に思っている方多いと思います。

仕事上での一番の悩みは人間関係だと思います。

ということで今回は、

【仕事で使える心理学】人間関係の悩みを解消する具体的な方法はコレです!

という内容をお伝えします。

仕事における人間関係の悩みを解消できれば、毎朝腹痛に悩まされたり、日曜の夕方に憂鬱になることもなくなり、仕事に専念できて平日も楽しく過ごすことができるようになりますよね。

それでは、人間関係の悩みを解消するのに役立つ心理学について、確認していきましょう。

仕事上の人間関係の悩みを解決してくれる心理学

早速結論ですが、仕事上の人間関係の悩みを解決するのに役に立つのは

「返報性の原理」です。

この原理は、恋愛に使える心理学として広く知られており、聞いたことがある人は多いと思います。

相手から好意を示されると、それまで気にも留めなかった相手なのに、なぜか相手のことが気になるようになり、だんだん好きになってくるというのも、1種の「返報性の原理」と言われています。

この恋愛に多く用いられている「返報性の原理」を仕事にも用いることで、職場の人間関係を改善することができるのです。

仕事も恋愛と同じで、人間関係を良くするためには、相手に自分のことを好きになってもらえば良いのです。

それでは、改めて「返報性の原理」とは何か明確にしておきましょう。

返報性の原理

「返報性の原理」とは、

他人から何らかの施しを受けた場合に、お返しをしなければならないという感情を抱くこと

です。

そして、この返報性には大きく分けて以下の3種類があります。

  1. 好意の返報性
  2. 譲歩の返報性
  3. 自己開示の返報性

好意の返報性とは、

上記恋愛の例でも少し触れましたが、相手から受けた好意を返したくなる、という心理のことです。

恋愛における好意に限らず、友達としての好意や親切なども含まれます。

続いて、譲歩の返報性とは、

相手が譲ってくれたから、自分も譲歩したくなる、という心理です。

電車などで席を譲り合う場面に遭遇したことがある人は多いと思いますが、まさに譲り合いは譲歩の返報性が働いている、と言えます。

相手が我慢しているから、私も我慢しようという気持ちになるのが、譲歩の返報性なのです。

3つ目の自己開示の返報性とは、

相手がオープンな態度で接してくれると、自分も相手に心を開きやすくなる、という心理のことです。

相手が自分の欠点や失敗談を隠さず話してくれたので、相手に対する警戒心がとけ、そこから打ち解けて仲良くなったという経験をしたことがある方は多いと思います。

自己開示をすることで、心理的な距離が近くなるのです。

それでは、具体的にどのように「返報性の原理」を利用すれば、職場の人間関係を改善することができるのでしょうか。

次のパートで確認していきましょう。

仕事での「返報性の原理」の活かし方

上記3種類の返報性について説明しましたが、職場の人間関係を改善するために用いると効果的なのは、「好意の返報性」です。

好意を相手に伝えることで、相手も自分に対して好意を抱いてくれるようになるのです。

上司や同僚があなたに対して、好意を抱いてくれていれば人間関係における悩みはほぼなくなったと言っても過言ではないと思います。

職場の人たちがあなたの味方でいてくれれば、たとえ、お客さんなどで厄介な人がいたとしても大した悩みにはならないでしょう。

では、職場の人にどのようにして、好意を伝えれば良いのでしょうか。

プライベートとは異なり、仕事上の関係の中でどう好意を伝えれば良いか分からないという方も多いと思います。

そんなに難しく考える必要はありません。

相手が何をされると嬉しいかを考えさえすれば良いのです。

誰でも職場で簡単にできる好意の伝え方の例としては、

  • 相手の尊敬している点や長所を伝えるようにする。
  • ちょっとしたチョコや旅行先のお土産を渡す。
  • 感謝の気持ちを伝える。
  • (後輩に対して)飲み物をおごってあげる。
  • 相手の話・雑談に対して、しっかり興味を持って聞く。

などです。

いずれも、あなたがされたら嬉しいと思うはずです。

その嬉しいという気分を相手に感じさせる”GIVE”をすることで、相手もあなたに対して好意をいだき、接し方などが変わってきます。

少し時間はかかるかもしれませんが、少しずつやってみてください。

これらのことをやってみても、状況が変わらないのであれば、それはもうあなたのせいではありません。

あなたが悩む必要はないのです。

周りのことを一切気にせず、割り切って仕事に打ち込むか、職場を変えた方が良いと思います。

仕事・職場はたくさんあります。

—最後に—

最後までお読みいただきありがとうございます。

今回は 職場の人間関係の悩みを解決する方法について、まとめてみました。

そんなに難しいことではありません。

自分がされたら嫌なことをせず、自分がされたら嬉しいことをするだけです。

多くの方が子供のころに、先生や親に耳がタコになるくらいに言われたことだと思います。

大人になった今、改めてその大事さを思い出してみてください。

大きなことをする必要はなく、病欠の時に相手のことを気にかけるメールを送る、チョコをあげるといったことでも、された方はとても嬉しいのです。

それでは最後に松下幸之助氏の言葉をご紹介して終わりとします。

対立大いに結構。正反対大いに結構。

これも一つの自然の理ではないか。

対立あればこその深みである。妙味である。

だから、排することに心を労するよりも、これをいかに受け入れ、これといかに調和するかに、心を労したい。

■ 参考

「返報性の原理」について、もっと詳しく知りたいという方は是非『影響力の武器』を読んでみてください。

『影響力の武器』は、その他にも様々な他人への影響の与え方をまとめてくれている世界的名著ですので、ぜひ一度読んでみてください。

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