『米国株式投資を始めてみたい』
『どの会社の株を買えばよいか分からない』
『中長期的に保有する株を吟味したい』
という風に思っている方多いと思います。
ということで本記事では、
【簡単】ウォーレン・バフェット氏の米国株銘柄選択基準3選
という内容をお伝えしていこうと思います。
ウォーレン・バフェット氏は現在資産約805億ドルの世界第三位の資産を所有している史上最高の投資家です。
また、自身でバークシャー・ハサウェイという会社も経営している経営者でもあります。
本記事を読むことで、
- ウォーレン・バフェット氏が投資する上で重要視している指標3つ
- 各指標の基準
- 各指標の調べ方
を知ることができます。
『そもそもなぜ貯金より投資すべきなの?』と思っている方は、本記事を読む前に以下の記事を読んでみてください。
また、『投資は日本株より米国株にすべきなの?』と思った方は、本記事を読む前に以下記事を読んでみてください。
それでは、本記事を読んで、世界最高の投資家の仲間入りをしていきましょう。
ウォーレン・バフェット氏が投資する上で大切にしていること
バフェット氏は短期売買は行わず、一度買ったら一生売らないつもりで長期的に保有する銘柄のみを購入するスタイルで数十年にわたって投資し続けています。
そのうえで大切にしているのが企業の「永続的競争優位性」というものです。
「永続的競争優位性」とは、その企業が競合他社に負けることなく、半永久的に利益をあげ続ける力を持っていることを指しています。
その「永続的競争優位性」を見抜くうえで、バフェット氏が重要視している指標が以下の3つです。
ウォーレン・バフェット氏が投資する上で重要視している指標3つ
ウォーレン・バフェット氏が投資する上で大切にしている代表的な指標3つは以下の通りです。
- 粗利益率
- 当期純利益率
- EPS(1株あたり利益)
■ 粗利益率
・基準
一貫して(10年にわたって)40%以上
・粗利益率とは?
まず、粗利益とは以下の通りです。
それを踏まえて、粗利益率とは
です。
つまり、粗利益率とは売上原価(原材料コストと労働力コスト)を低く抑えつつ、稼ぐ力があることを示す指標と言えます。
・銘柄代表例
マイクロソフト(MSFT)
■ 当期純利益率
・基準
一貫して(10年にわたって)20%以上
・当期純利益率とは?
・銘柄代表例
アップル(AAPL)
■ EPS(1株あたり利益)
・基準
一貫して(10年にわたって)上昇
・EPS(1株あたり利益)とは?
・銘柄代表例
マイクロソフト(MSFT)
各指標が確認できるサイト
「macrotrends」というサイトで過去15年分にわたって、粗利益率/当期純利益率/EPS(1株あたり利益)のいずれの値も確認することができます。
macrotrendsは英語サイトですが、数値が一覧化されているとともにグラフ化もしてくれているので、とても分かりやすくおすすめです。
分からない英単語があれば、ググればすぐにわかりますので、米国株投資をする方はぜひこのサイトを利用してみてください。
各指標のリンクは以下の通りです。
■ 粗利益率
例として、マイクロソフトの「粗利益率」(Gross Margin)が記載されているページのリンクを以下に掲載しています。
■ 当期純利益率
例として、アップルの「当期純利益率」(Net Profit Margin)が記載されているページのリンクを以下に掲載しています。
■ EPS(1株あたり利益)
例として、マイクロソフトの「EPS(1株あたり利益)」(Basic EPS)が記載されているページのリンクを以下に掲載しています。
—後書き—
どうだったでしょうか?
そこまで難しいものではなかったかと思います。
粗利益率/当期純利益率/EPSを「macrotrends」で調べましょう、という内容でした。
長期的に保有する銘柄を選択する上で、参考にしてみていただければと思います。
最後にウォーレン・バフェット氏の名言を紹介して終わりとします。
The investor of today does not profit from yesterday’s growth.
今日投資する者は、昨日の成長から利益を得ることはできない。(未来の予測が投資判断に重要である)
世界最高の投資家であるウォーレン・バフェット氏の投資術の真似できるところは真似をして、良い人生にしていきましょう!
■ 出典
『バフェットの財務諸表を読む力』 メアリー・バフェット/デビッド・クラーク著
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