いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。
皆さんの中には、
『自己肯定感って何?』
『何となくモヤモヤした気持ちが続いている』
『最近何かうまくいっていないことが多い気がする』
こんな風に思っている方、いらっしゃるかもしれません。
仕事で怒られることが続いたり、人間関係がうまくいっていないことなどが原因で、少し心が疲れているのかもしれません。
ということで今回は、
自己肯定感とは?科学的に自己肯定感を高める方法【アファメーション】(自己肯定感簡単チェックテスト付)
という内容をお伝えします。
今回の内容は、心理カウンセラーである中島輝さんの著書『何があっても「大丈夫。」と思えるようになる自己肯定感の教科書』を参考にしています。
中島輝さんは自己肯定感の第一人者で、ご自身も様々な心の病気を乗り越え、現在は経営者やスポーツ選手、重度の病状の方に対してカウンセリングを行っていらっしゃるようで、「奇跡のカウンセラー」と呼ばれているそうです。
自己肯定感を自分で高めることができるようになれば、自分の思い通りの人生にできる可能性が高まります。
それでは早速、自己肯定感を高める方法を確認していきましょう。
自己肯定感とは
まず、そもそも自己肯定感とは一体何なのかを明確にしておきましょう。
自己肯定感とは、自分が自分であることに満足し、価値ある存在として受け入れられることです。
いわば、私たちの人生の軸となるエネルギーになってくれるものです。
この自己肯定感は、何かのきっかけや積み重なりで高くなったり、低くなったりします。波があるものなのです。
しかし、自己肯定感は自分で高くすることができるのです。
今回は、そんな自己肯定感について、
- 自己肯定感を高めるメリット
- 自己肯定感簡単チェックテスト
- 自己肯定感を高める方法
の3点についてまとめています。
それでは、自己肯定感を高めるメリットについて確認していきましょう。
自己肯定感を高めることによるメリット
自己肯定感を高めるメリットは大きく2つあります。
- 物事を前向きに解釈することができ、気持ちが安定し、積極的に行動できるようになる。
- 人生の重しとなっていた悩みそのものをなくすことができる。
メンタルが良くない状況の方は通常の状態に、メンタルが通常状態の方はより良い状況にすることができ、悩みが減って、行動力も上がるのです。
それでは、自分で自分の自己肯定感の状況を確かめる方法を、次のパートで確認していきましょう。
自己肯定感簡単チェック
自分の中で以下のような変化を感じとっていないでしょうか。
- 『最近何となくうまくいってないな』
- 『何が原因か分からないけど、モヤモヤした気持ちが消えないな』
- 『昔に比べて、人付き合いが面倒くさく感じるな』
- 『朝起きると、体も気分も重くて、起き上がるのがしんどいな』
これらは自己肯定感が低くなっているサインです。
また、簡単にできるテストもあるので、チェックしてみましょう。
次の図をよくご覧ください。
さて、前述の図と似ているのはAとBのどちらの図でしょうか。どちらかを選んでから、読み進めるようにしてください。
■ 図A
■ 図B
まず、図形Aを選択した方は、
自己肯定感の高いポジティブな感情に満ちています。大きな視点(ここでは全体で三角形)で物事を見ることができるという事は、心にゆとりがある状態です。
続いて、図形Bを選択した方は、
自己肯定感の低いネガティブな感情を抱えています。小さな視点(ここでは1つ1つの四角形)に意識が向かうという事は、視野が狭まっているということ。そういう時は、ささいなことで傷ついたり、怒りが湧いてきたり、心が安定しません。
どうだったでしょうか。ちょっと低いかなという方も、私は大丈夫という方もいらっしゃると思います。
冒頭でも述べた通り、自己肯定感は自ら高めることができます。
また、今は自己肯定感が高い状態でも、何かがきっかけで下がってしまうこともあります。
そのため、今高くても下がったときのために、自己肯定感を高める方法を知っておくことは重要です。
どうすれば自己肯定感を高く保つことができるのか、次のパートで確認していきましょう。
自己肯定感を高める方法
自己肯定感を高める方法には様々なものがありますが、今回は「アファメーション」という方法をご紹介します。
アファメーションとは、肯定的な自己宣言のことです。
ポジティブな言葉で自分に語りかけることで、自分の人生に好ましい変化を起こしていくのです。
ペンシルベニア大学の心理学の研究チームが興味深い結果を発表しています。
その研究では、メジャーリーグの全球団の選手たちのシーズン中の発言内容を徹底的に分析しました。
その結果、シーズン中にメディアに対して悲観的な発言をした選手の多かったチームは、翌年に前年の成績を下回りました。
一方、楽観的な発言をする選手が多かったチームは前年よりも好成績をあげていることがわかりました。そしてこの研究は翌年も続けられ、翌年も同じ結果となったのです。
また、ドイツのケルン大学で行われた研究では、ゴルファーを対象に、このボールは幸運のボールだ、とボールを渡されたプレイヤーは、そうでないプレイヤーに比べてパットの成功率が35%も高くなったと報告されています。
さらに、パットを成功させた同じプレイヤーに対して、この現象はあなたの思い込みが原因でした、と伝えた瞬間、パットの成功率は以前と同じレベルにまで低下したのでした。
つまり、幸運だと思い込むだけで結果が好転したのです。
また、別の研究では、アファメーションを習慣化している人は、物事にチャレンジする回数が増える傾向があることもわかっています。
たとえ根拠がなくても「自分ならできる」と信じ続けるべきなのです。
アファメーションを習慣化することによって、自己肯定感が高まり、人生の様々な問題が解決し、あなたの思う通りの人生に変わっていくことが期待できるのです。
—最後に—
今回は、自己肯定感とは何か、そしてどうすれば自己肯定感を高めることができるかについて、お伝えしました。
心の持ち様1つで、人生が大きく変わってきます。
仕事や人間関係で大変なことも多いと思いますが、普段からアファメーションを心がけて、自己肯定感を高く維持することを習慣にしてください。
1人で抱えきれない、状況が悪くなる一方だ、という方は無理せずに、ご家族や医療機関、専門家に相談してくださいね。
それでは最後に、ガンジーの言葉を紹介して終わりとします。
A man is but the product of his thoughts. What he thinks, he becomes.
人間は、その人の思考の産物にすぎない。人は思っている通りになる。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう!
◼︎ 参考
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