新型コロナウィルスの感染拡大が止まらない状況の中、在宅勤務(リモートワーク)しながら、休校中の子供の面倒も見なければならないという大変な状況な方も多いと思います。
ということで、今回は家で仕事と子供の面倒をうまく両立するための方法についてまとめてみようと思います。
※本記事はCNBC掲載の記事を和訳し、まとめております。
まとめ
- 一日の基本スケジュールをたてよう。
- 一緒に仕事をしている人たちといつも以上にコミュニケーションをとろう。
- 家の中で仕事に集中できる環境を用意しよう。
- 休憩時間をちゃんととろう。
- パートナーとの役割分担を明確にしよう。
詳細
一日の基本スケジュールをたてよう。
在宅勤務(休校)期間中の、朝起きてから夜寝るまでの基本スケジュールをたてておきましょう。
小学校や中学校の時間割のように、起床時間や勉強時間、昼食時間などをあらかじめ決めておくのです。
親はそのスケジュールにあわせて仕事する時間の計画をたてると、子供の面倒をみる時間と仕事する時間のメリハリを持たせることができます。
一緒に仕事をしている人たちといつも以上にコミュニケーションをとろう。
同僚や上司に、休校のために子供が家にいることをちゃんと伝えておきましょう。そうすることで、リモート会議中などに子供に何か起こって対応することとなっても、チームメンバーが快く受け入れてくれます。
また、連絡先やリモート会議実施可能時間をチームメンバー全員で共有できるようにスプレッドシートやExcelを作成することもおすすめです。これによって、コミュニケーションとりたいときにすぐに連絡・会議することができるようになります。
いつものように職場にチームメンバーが集まっていればコミュニケーションは容易ですが、各自が在宅勤務でバラバラであるからこそ、いつも以上にコミュニケーションをとる意識が必要です。
家の中で仕事に集中できる環境を用意しよう。
家に仕事用スペースがない場合、寝室でもクローゼットでもどこでも良いので、集中が途切れることのない静かなスペースを確保してください。その際、子供にも何か集中できるものを与えておいて、緊急の用事以外は入ってこないように口頭で伝えるとともに、仕事部屋のドアに目印(侵入OK/NG)をかけておくと良いでしょう。
休憩時間をちゃんととろう。
仕事中は1時間ごとに少なくとも10分の休憩を取って、おやつを食べたり、ウォーキングしたり、子供と少しおしゃべりしてください。また、家だからこそできることを休憩方法として取り入れることもおすすめです。例えば、簡単なヨガをしたり、シャワーを浴びたり、好きな音楽を楽しむことは良いリフレッシュになります。
パートナーとの役割分担を明確にしよう。
夫婦ともに在宅勤務している場合、子供の面倒を交代でみることにしておくと、二人の仕事の生産性が向上します。というのもお互いに仕事を中断することがなくなるからです。
①のスケジュールを立てる際に、子供の面倒をどちらがみるかも一緒に決めておくと良いかもしれません。
筆者コメント
今回の記事は以下「出典」記載のCNBCの記事を翻訳してまとめた記事になります。
私は在宅勤務を実施した経験はありますが、連日の在宅勤務を経験したことはありませんし、子供がいるわけではないので、必ずしもリアリティをもって翻訳・要約できているとは言いきれないところがあると思います。
ただ、本記事は在宅勤務しながら子供の面倒を見なければならない大変な思いをしておられる方々の苦労を少しでも減らせたらという思いでまとめさせていただきました。
また、在宅勤務は今回の件で予期しない形で多くの人が経験することとなっていますが、この経験を社会全体として今後うまく活用していかなければならないと思います。
創造的な仕事は職場より自宅の方が向いているといった研究結果もありますし、今後は働く場所を仕事内容によって自宅と職場を使い分けるという高度な働き方もどんどん一般的になってくると思います。
そんな時、この経験は大いに役に立ってくると思います。
仕事の生産性を上げるうえでの基本となる心身の健康ですが、以下記事でも紹介いたしました通り、ずっと家にこもっているのもかえって不健康です。なので、人混みをさけて太陽の下でウォーキングしたり、運動することも毎日にスケジュールに加えていただければと思います。
一日も早くコロナ発生前の日常に戻ってくれることを願っています。
最後に、CNBCは非常に良質な記事を提供してくれるので、英語が得意な方やアメリカの経済情報などを求めている方には非常におすすめです。是非定期的に購読してみてください。
出典
CNBC