いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。
皆さんは普段よく笑っていますか?
特に平日は仕事ばかりで、あまり笑っていないなあという方も多いかもしれません。
一方で、お笑いが大好きでよく笑っているという方もいるでしょう。
ということで今回は、
まさに「笑う門には福来る」!笑うことの科学的効果3つ
という内容をお伝えします。
今回の内容は、
- 日本成人病予防協会の記事
- 早稲田大学人間総合研究センター招聘研究員の菅原徹さんへのインタビュー記事
- ”笑い”と免疫力の関係に詳しい「すばるクリニック」院長の伊丹仁朗医師へのインタビュー記事
を参考にしています。
それでは早速、笑うことや笑顔になることの効果を確認していきましょう。
笑うことの科学的効果・メリット3つ
笑うことの科学的効果は、以下の3つです。
- 免疫力アップ
- 幸福度アップ
- 脳機能の活性化
それぞれの効果について、具体的に確認していきましょう。
1.免疫力アップ
笑いや笑顔には、ナチュラルキラー細胞という免疫細胞を活性化させ、免疫力をアップする効果があります。
このナチュラルキラー細胞は白血球の一種で、がん細胞や細菌に感染した細胞を死滅させる力があります。
口角をあげて微笑んでいるだけで、表情筋の動きは脳に伝わり、免疫力を高めることができるのだそうです。
笑えるテレビ番組や映画を観るなどして、ひとりで笑っていても効果的。
もちろん、誰かと対面でお互いに笑顔になることで、お互いの免疫力を上げることができます。
コロナで決して明るくはない、そして、免疫力を高めておきたいこのご時世に、笑うことは特効薬なのかもしれません。
2.幸福度アップ
笑うことで脳がオキシトシンを分泌し、自分だけでなく相手も幸福度が高まることがわかっています。
このことによって、信頼関係を築いたり、助け合あうことが円滑になります。
こうした要素が絡み合って、幸せが自分に返ってきて、より一層幸せになるのです。
笑顔が素敵な人をみると、
『あの人は、きっと幸せだからあんなに素敵な笑顔なのだろう』
と思いますよね。
しかし、実際は逆なのです。
笑顔が素敵だから、幸せになのです。
3.脳機能の活性化
笑うと腹式呼吸になり、大量の酸素を消費します。
笑った時の酸素摂取量は、1回の深呼吸の約2倍、通常の呼吸の約3~4倍になるそうです。
ストレスを受けると脳は興奮状態になり、酸素をどんどん消費して脳細胞が酸素不足になり、働きが低下していきます。
そこで笑うことにより、大量の酸素が取り込まれ、細胞が活発化して働きが良くなるのです。
また、新しいことを学習するときに働く海馬は、笑うと活性化され、記憶力がアップします。
笑い・笑顔の多い日々に
上記の通りの効果がある笑い。
作り笑いであっても継続することで免疫力を高める、ニューロンキラー細胞が増加することが報告されています。
日常的に笑顔でいれば、まわりから話しかけられやすくなり、会話も自然と盛り上がるでしょう。
一人でいるときも、笑顔を心がけるようにしましょう。
友達と会ったり、面白いYouTube動画を観るのを習慣にすると良いかもしれません。
—最後に—
今回は、笑うことや笑顔でいることの効果についてお伝えしてきました。
今回挙げた3つ以外にも、
- ストレス軽減
- アレルギー改善
- 血行促進
- 糖尿病/リウマチ/心臓病予防
といった効果があると言われています。
単純に笑いが多い、笑顔が多い日々は楽しいものですよね。
仕事がつまらない、毎日がつまらないと感じているのであれば、ある程度は自らの意識・努力で日々を楽しくしていくべきなのではないでしょうか。
工夫次第でいくらでも楽しい日々にできるはずです。
是非そんな日々にしていただけたらと思います。
笑いで人生は変えられるのです。
それでは最後に、ベンジャミン・フランクリンの言葉を紹介して終わりとします。
Trouble knocked at the door, but, hearing laughter, hurried away.
トラブルはドアをノックしたが、笑い声を聞くと急いで去っていった。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう!
【参考】
・日本成人病予防協会
・VOGUE
・沢井製薬「サワイ健康推進課」
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