いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。
皆さんの中には、朝起きて、まずベッドメイキングをする、白湯を飲む、コーヒーを飲む、ランニングする、などといったモーニングルーティンを持っている方も多いと思います。
あるいはこれから、朝を有効活用して、1日を有意義にしていきたいと考えているという方もいらっしゃると思います。
ということで今回は、ハル・エルロッド氏の著書『人生を変えるモーニングメソッド』を参考に、モーニングルーティンに取り入れたい習慣の1つとして「サイレンス(沈黙)」をご紹介したいと思います。
モーニングルーティンに「サイレンス(沈黙)」を取り入れている方は非常に少ないのではないでしょうか。
実は、1日を、そして人生を充実したものにするために非常に大切な習慣だったのです。
それでは、「サイレンス(沈黙)」とは一体何なのか、どんな効果があるのか確認していきましょう。
モーニングルーティンに取り入れたい、「サイレンス(沈黙)」とは ?
なんとなく静かに過ごすのではなく、「目的のある沈黙」を過ごすようにしましょう。
歴史上の偉人たちは、自分の限界を超えて並外れた結果を出すために、「目的のある沈黙」を活用してきました。
ガンジーはこう述べています。
沈黙することにより、魂は澄んだ光の中で道を見出すことができる。捉えどころのないものやまやかしは一点のにごりもない澄み切ったものへと変わる。
では、「目的のある沈黙」とは一体何なのでしょうか。
「目的のある沈黙」は以下の4つの要素から成り立っています。
2. 振り返り
3. 深呼吸
4. 感謝
これら全てを行う朝がベストかもしれませんが、一つでも行うことができれば「目的のある沈黙」を過ごすことができたと言えるでしょう。
では、これらを朝に行うことによる効果には、一体どんなものがあるのでしょうか。
次の章で確認していきましょう。
「サイレンス(沈黙)」にはどのような効果がある?
瞑想、振り返り、深呼吸、感謝によって構成される、「サイレンス(沈黙)」には以下のような効果があります。
2. ストレスが軽減する。
3. 頭のモヤモヤが晴れて、クリアになる。
4. 自分の人生において大切なことに集中できるようになる。
5. マインドフルになれる。(「今」に集中できるようになる。)
「マインドフル」について、深く知りたいという方は、以下の記事も併せて読んでみることをおすすめします。
人生を変えるモーニングメソッド式瞑想方法
それでは最後に、とても簡単にできる瞑想方法についてお伝えします。
瞑想をしたことがない、方法が分からないという方は、ぜひ参考にして実践してみてください。
ステップ1: 「今」だけに集中するマインドセットに切り替える
何も考えず、何もせず、ただ、ありのままになりましょう。瞑想をしている時間は、思考し続けなければならないという強迫観念を手放しましょう。 過去を思い患ったり、未来を心配してストレスを感じたりすることなく今だけを感じるのです。
ステップ2: 場所を決める
ソファーや椅子、床の上など、静かで心地よく座れる場所で瞑想しましょう。
ステップ3:姿勢と目線を決める
背筋を伸ばし、足をあぐらのように組みましょう。 目は閉じるか、 少し見下ろすように床を見つめましょう。 その時、しっかり見ようとせず半開きくらいで、まぶたの力を抜くようにしましょう。
ステップ4:ゆっくり呼吸する
意識を呼吸に向けて、ゆっくりと深く息をしましょう。 鼻から吸って口から出す。 胸ではなくお腹が膨らむように空気を入れるのが効果的です。
ステップ5:3秒呼吸を続ける
ゆっくりと3つ数えながら、3秒で息を吸い、3秒間息を止め、3秒かけて息を吐く。思考が次々に浮かんでくるかもしれませんが、それらの思考を認識したら手放し、再び意識を呼吸に向けましょう。
ステップ6:ただ、ここに存在する
瞑想は、常に何かを考えていなければならないという強迫観念を手放す時間です。ストレスを手放し、思い悩むことを中断して、「今、ここ」に意識を向けましょう。 ポジティブなものを吸い込み、ネガティブなものを吐き出すようなイメージで呼吸を続けましょう。
これら6つのステップに従って、5分~20分ほど毎朝瞑想すると、上記のような効果を得られるはずです。
–最後に–
今回は「サイレンス(沈黙)」について、お伝えしてきました。
朝は忙しくてなかなか時間が取れないという方も多いと思いますが、まずは休日の朝から変えてみましょう。
そうすると、朝が気持ちよくなり、一日が充実することに気づくはずです。
その気持ち良さに気づけたら、平日の朝も少しだけ早く起きて、実践してみてください。
習慣化するためには、「少しずつ」が肝心です。
そして、その少しの積み重ねが大きなものとなるのです。
それでは最後に、ベストセラー作家のマシュー・ケリー氏の名言をご紹介します。
一時間の沈黙は、一年分の読書よりも多くのことを教えてくれる。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう!
【参考】
コメント