【スマホで簡単リラックス】仕事中にできる、良いことづくしの気分転換法

いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。

皆さんの中には、

『仕事中に集中力が切れてしまう』

『仕事中に簡単にできる気分転換の方法が知りたい』

こんな風に思っている方、多いと思います。

仕事は疲れることが多いですし、短時間で簡単にリラックスできる方法があるなら、知りたいですよね。

ということで今回は、

【スマホで簡単リラックス】仕事中にできる、良いことづくしの気分転換

という内容をお伝えします。

仕事中だけでなく、もちろん自宅やカフェでの勉強中にも使えます。

それでは早速、確認していきましょう。

休む場所で大きな差が生まれる

ミシガン大学で、ある研究が行われました。

その研究では、かなりの集中力を要する認知課題をいくつもやってもらった後、2つのグループに分けました。

一方のグループは、市街地で休憩をとり、他方のグループは、自然の多い公園で休憩をとってもらいました。

そして、その休憩後に新しい課題に取り組んでもらった結果、自然の多い公園で休んだグループの方が好成績だったのです。

つまり、同じ休息でも、緑の多い自然豊かな場所で休息をとる方が効果的なのです。

とは言っても、仕事中や勉強中に自然豊かな場所に行くのは難しいですし、行けたとしてもわざわざ行くのはすこし時間と手間がかかりますよね。

ご安心ください。

わざわざ自然豊かな場所に行く必要はなかったのです。

では、どうすれば良いのか、次のパートで確認していきましょう。

わざわざ行く必要はない?

自然豊かな場所に行かなくても、同様の効果が簡単に得られることが研究で分かっています。

その方法とは、風景写真を見るという方法です。

先程のミシガン大学の研究で、休憩をとってもらった際に、今度は外には出ずに、6分間に渡って、2種類の写真を見てもらいました。

一方のグループには市街地の写真を見てもらい、もう一方のグループには、風景写真を見てもらったのです。

その結果、やはり風景写真を見てもらったグループの方がはるかに成績が良かったのです。

つまり、わざわざ自然豊かな場所に行かなくとも、自然豊かな風景の写真を見るだけで良かったのです。

風景写真を見るだけなら、スマホやPCで検索すれば自分のデスクでもすぐに出来ますよね。

そして、風景写真を見ることによる効果はなんと、もう一つあったのです。

どのような効果があるのか、次のパートで確認してみましょう。

もう1つの効果とは?

脳の働きが良くなる以外に、風景写真を見るだけで得られる効果とは、インターロイキン-6(IL-6)の分泌量を減らす、というものです。

つまり、炎症の軽減効果があるのです。

炎症とは、体に異変が起こり、その部位は熱く、赤くなり、腫れ、痛みを感じるようになることです。

自然に対する畏怖の念がIL-6の分泌を抑え、炎症を軽減してくれるのです。

ハードなトレーニングをした後や鼻炎や胃炎といった何かしらの炎症がある際にも、自然豊かな場所に行くこと、あるいは風景写真を見ることはとても効果的なのです。

—最後に—

今回は、仕事中でも簡単にできる気分転換の方法についてお伝えしました。

風景写真を見るだけで、以下の2つの効果があったのです。

  1. 脳の働きが良くなる。
  2. 炎症が低減される。

もちろん、森林浴したり、本物の自然と触れ合うことには勝てないとは思いますが、風景写真をみて、そこにいるかのような気分になれば、体中の強ばりが緩んで、十分にリラックスすることができます。

集中して頑張るためには休息も必要ですので、あまり頑張りすぎず、適度に休憩をとるようにしてください。

仕事や勉強だけでなく、トレーニングをした後、体の炎症を低減させるためにも風景写真を見ながら休憩することを習慣にしてみてはいかがでしょうか。

それでは、最後にセネカの言葉を紹介して終わりとします。

精神には休養を与えねばならぬ。肥沃な耕地にむりやり力を加えて絶えず結実を求めれば、耕地はやがて困憊するのと同じで、絶えず緊張を加えれば、精神の飛翔を妨げることになる。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

また次回の記事でお会いしましょう!

■ 参考

『PEAK PERFORMANCE 最強の成長術』ブラッド・スタルバーグ / スティーブ・マグネス 著

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