新型コロナウィルスの感染拡大も収束に向かっており、日本においては緊急事態宣言が解除される地域も出てきました。
一安心ではありますが、一方で
『アフターコロナの働き方はどうなるのか』
と思っている方、気になっている方いらっしゃると思います。
実は、以下記事で紹介したアフターコロナの生き方・働き方が、早くも予想通りに現実のものになり始めているのです。
そこで今回は、実際にもう始まっているアフターコロナの働き方と我々が今すぐにすべき対策をご紹介いたします。
本記事では、
前半に、実際の世の中の動きからアフターコロナの働き方がどうなるかをまとめています。
そして、後半でその対策、つまり、どうすればアフターコロナ時代において周りに差をつけることができるかを解説しています。
複数の有名IT企業(Facebook社とShopify社)がアフターコロナの働き方を始めることを発表したので、アフターコロナの働き方はビフォーコロナとは異なるものになることは明らかです。
今回の記事を読むことで、アフターコロナの働き方と何をすべきか、を短時間で理解することができます。
この記事を読んだ後に行動して、アフターコロナ時代の勝者になりましょう。
アフターコロナ時代の働き方とその対策
アフターコロナ時代の働き方は以下の通りです。
- 在宅勤務が当たり前
- 出社割合の減少
上記の働き方に適応するための対策は以下の二つです。
- 自宅の作業環境の整備
- 自宅のIT環境の整備
アフターコロナ時代の働き方はどうなるの?
まずは、早くもアフターコロナ時代の働き方の導入を決定したFacebook社とShopify社の事例を確認してみましょう。
※Shopifyってどんな会社?
Shopify社は、ECプラットフォームサービスを開発・運用しているカナダのIT企業です。簡単に言うと、Amazonみたいな商品販売サイトの各企業・個人版を製作、運用してくれる企業です。時価総額は約10兆円で、これは誰もが知っているTwitter社の約3倍。日本の企業でShopify社以上の時価総額の会社は、トヨタのみとなります。
■ Facebook社
要約すると、
- 今後5~10年をかけて、約5万人の従業員の50%を在宅勤務に。
- オフィスの近く在住ではない優秀な人材を世界中から雇用可能に。
- 自社のVR/ARサービスの活用も視野に。
■ Shopify社
要約すると、
- 閉鎖中のオフィスは2021年末まで閉鎖に。
- 全従業員がこの先ずっとリモートワーク可能に。
■ 上記事例から考えられるアフターコロナ時代の働き方(まとめ)
- 仕事場はオフィスから自宅になる。
- 山奥でも砂漠でも、世界中のどこにいても世界中の企業で働くことが可能になる。
- IT・デジタルの利用により、自宅で今よりはるかに高度な仕事・働き方が可能になる。
アフターコロナ時代の働き方に適応するために私たちがすべきことは何?
まず最初に、
『カフェで仕事すればいいのでは?』
と思っている方いらっしゃると思いますが、これはNGです。
なぜなら、作業しているPCの画面から情報漏洩しているからです。
ビデオ会議や電話会議では、もっと情報漏洩するので絶対にNGです。(マナー的にもNG。)
あなたが経営者だとしたら、情報漏洩している社員を雇いたいと思うでしょうか?
思わないですよね。
カフェで仕事して情報漏洩する人を誰も雇ってくれないので、自宅の仕事環境を整備しましょう。
自宅の作業環境の整備
すべきことは、以下の三つです。
- お部屋探し・家購入時には、在宅勤務を念頭に判断すること。
- 仕事部屋を確保すること。(家族が同居しているなら特に)
- 仕事に集中できる部屋にカスタマイズすること。
お部屋探しする際には、節約になるからといって、空調設備が整っていない部屋や騒音のある部屋を選ばないようにしましょう。
集中して仕事できませんし、ビデオ会議で参加者に迷惑をかけてしまいます。
在宅勤務になれば、出社する必要がなくなるので、会社から少し離れていても良いので、仕事部屋が確保できるくらい少し広めで環境が整った場所に住みましょう。
そして、作業部屋にデスクを設置するなどして、集中できる環境にカスタマイズしましょう。
自宅のIT環境の整備
最低限必要に準備しておきたいのは、以下の三つです。
- PC
- ヘッドセット
- Wi-Fi(ネットワーク環境)
■ PC
PCは好きなもので良いと思いますが、個人的にはノートPCで十分だと思います。
ノートPCで困ることはほぼないと思いますし、在宅勤務中心とはいえ、持ち運べる方が便利だと思います。
ノートPCでもMacとWindowsの二つの選択肢がありますが、これは職業や好みによると思いますので、気になる方は、以下の記事を参考にしてみてください。
それでも分からなければ、先輩社員や同僚、友達に聞いてみると良いと思います。
ノートPCだと画面が小さいという方は、追加ディスプレイを購入すると良いと思います。
自宅では使用していませんが、会社では「ASUS フレームレス モニター」を使用しています。
■ ヘッドセット
これはビデオ会議で必要になります。
マイクさえついていれば全く問題ないと思うので、安いもので良いと思います。
ちなみに私は「SONYのワイヤレスイヤホン」を使っています。高いものではないですが、何の問題もなくビデオ会議が実施できています。
■ Wi-Fi(ネットワーク環境)
これが一番重要です。
その理由は、以下の三点です。
- ネットワーク環境の差が仕事のスピードに直結する。
- ビデオ会議がスムーズに進行できる。
- 将来的にVR/AR活用となるとデータ量が激増することが予想される。
それぞれ具体的に考えてみましょう。
① ネットワーク環境の差が仕事のスピードに直結する。
ネットワーク環境のせいで、
- 仕事中にネットワークにつながらなくなって、仕事を中断せざるを得ない。
- ネットワークが遅いせいで、仕事のスピードが下がってしまう。
という事象が発生してしますのです。
例えば、Aさんと仕事のスピードは同じなのに、ネットワーク環境に差異があるせいで、毎日1時間長くAさんより長く働いているということになりかねないのです。
評価にも悪影響を及ぼしてしまいます。
② ビデオ会議がスムーズに進行できる。
ネットワーク環境が整っていないために、会議中に頻繁にネットワークが切断されてしまうと、自分もイライラしますし、周りにも迷惑をかけてしまいます。
仕事をちゃんとしていても、彼の自宅のネットワーク環境は良くないから彼と会議をしたくない、と言われてしまうのです。
ビデオ会議が何の問題もなくスムーズに実施できることが大切です。
③ 将来的にVR/AR活用となるとデータ量が激増することが予想される。
上記、Facebook社のアフターコロナ時代の働き方の記事にも記載されていた通り、将来的にVR/ARの活用やその他のITツールを用いた働き方になる可能性はとても高いです。
その際に、ネットワーク環境が整備されていないと、対応できなくなってしまいます。
いくら優秀であっても、ネットワーク環境が整っていないから彼を雇えないという事象が発生する時代になるのです。
もちろん会社がサポートしてくれる可能性もありますが、
「自宅のネットワーク環境が整っている」=「最低限のIT慣れをしている」
逆を言うと、
「自宅のネットワーク環境が整っていない」=「ITに不慣れ」
という印象を持たれる可能性が高いです。
以上から、自宅のWi-Fi(ネットワーク環境)はこれからますます大事になってきます。
そんな時代で私が最もおすすめのWi-Fi(ネットワーク環境)はSONYの「NURO光」です。
私含め、私の上司や周りのITエンジニア/コンサルタントの中で一番使っている人が多いです。
これからWi-Fi導入する予定のある方や、迷っている方は絶対に「NURO光」にしましょう。
まとめ
アフターコロナ時代の働き方は以下の通りです。
- 在宅勤務が当たり前
- 出社割合の減少
上記の働き方に適応するための対策は以下の二つです。
- 自宅の作業環境の整備
- 自宅のIT環境の整備
具体的には、
■ 作業環境の整備
- お部屋探し・家購入時には、在宅勤務を念頭において判断すること。
- 仕事部屋を確保すること。(家族が同居しているなら特に)
- 仕事に集中できる部屋にカスタマイズすること。
■ IT環境の整備
以下の三つを準備しましょう。
筆者コメント
どうだったでしょうか?
早くもアフターコロナ時代の到来です。
家で集中して働ける、成果を出せる人が評価される時代になるようです。
逆に、家で働ける環境さえあれば、日本の山奥にいながら世界中の一流企業で働ける時代になるのです。
そして、満員電車に乗る必要も通勤時間も無くなり、その時間を自分の時間にあてることができるようになるのです。
良い時代だと思いませんか?
この時代を否定する人はいないと思います。これから一気にシフトしていくでしょう。
だからこそ、自宅の作業環境とIT環境は絶対に整備しておきましょう。
能力や経験の差異ではなく、環境の差異が会社からの評価につながるのです。
少しお金がかかることかもしれませんが、逆を言うと能力がなくても、努力をしなくても、お金さえかければ誰でも周りに差をつけることができるのです。
投資だと思って是非やっていただければと思います。
友達やご家族にも是非教えてあげてください。
それでは、環境をしっかり整えて、アフターコロナ時代も良い人生にしていきましょう!