いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。
こんな風に思っていませんか?
『初めて会う人とのコミュニケーションのとり方がわからない』
『新しい職場や組織で、良好な人間関係を構築したい』
相手のことを全く知らない状況で、お話をするのは難しいですよね。
第一印象が大切であることを知っているからこそ、余計にどうしようかと悩んでしまいますよね。
ということで今回は、
良好な人間関係を築きたい!初対面の人とのコミュニケーションの取り方
という内容をお伝えします。
今回の内容は、ジョージ・メイソン大学教授であるトッド・カシュダン氏とロバート・ビスワス=ディーナー氏の著書『ネガティブな感情が成功を呼ぶ』を参考にしています。
それでは早速、確認していきましょう。
初対面の人とのコミュニケーションの取り方
早速、結論です。
見知らぬ人との関係を作るときは、まず無意識の直感に任せることから始め、それから今の瞬間に集中するマインドフルな気づきを取り込むのが良いです。
初対面の人とのやり取りでは、概ね自分の自然な気持ちに任せておけば良いのです。
その中で、自分が今、どのような感情を抱いているかに意識を向けてみるのです。
初対面の人と良好な関係を持ちたいという気持ちになることもあれば、あまり仲良くなりたくないなという気持ちになることもあるでしょう。
自分がどう思っているのか、素直な気持ちを確認しておくのです。
その上で、今後も良好な関係を築いておきたいのであれば、相手の態度や気持ち、話し方などを相手に気づかれない程度でかすかに似せるようにしましょう。
人は自分の気分や仕草を真似てくれる相手をより好きになるということが、多くの研究でわかっています。
例えば、お店でご飯を食べていて、相手がお水を店員さんに頼んだ時に、『私はいらないです』と言うのではなく、『私もお水欲しいです』と言う、といった具合です。
相手に合わせた言動をとっていれば、それで十分なのです。
逆に、相手と競争関係にある時や、親しくなる必要がないときには、相手の真似をしないようにしましょう。
また、相手が親しみを期待していないときに、こちらが言動を真似してしまうと、警戒心を抱かせる事になってしまうので、その点は気をつけましょう。
初対面の人と人間関係を築こうとするときには、あまり頑張りすぎないのが良いということです。
頑張りすぎてしまうと、逆効果をもたらしてしまう可能性があります。
自分の自然な気持ちに任せるようにしましょう。
最後に初対面の人とのコミュニケーションの取り方をまとめておきましょう。
- 最初は、変に意識したりせず、力まず、自然に身を任せる。
- その中で自分がどう思っているか、に意識を向けてみる。
- 今後も良好な関係を持ちたいと思うのであれば、相手に同調したり、相手に気づかれない程度に相手の言動の真似をする。
—最後に—
今回は、初対面の人とのコミュニケーションの取り方について、お伝えしました。
1番大切なのは、初対面の人とコミュニケーションを取るのが苦手だ、と思わないことかもしれません。
コミュニケーションを取るのが上手だろうと、下手だろうと、ありのままの自分で良いのです。
逆の立場になって考えてみてください。
果たして、よく喋る、喋るのがうまいからと言って、それだけで相手のことを良いと思うでしょうか。
あまり喋らないけれど、面白い趣味を持っている人や気の利くことをしてくれる人と仲良くなりたいと思うこともありますよね。
そして、もう一つ。
コミュニケーションを取るのがうまいということは、喋るのがうまいことを指すだけではありません。
むしろ、相手に気持ち良く喋ってもらうことの方が大切ではないでしょうか。
喋ることがなければ、相手に質問をして、相手に気持ちよく喋ってもらえば良いのです。
すると相手は、『この人と会って喋ると気分が良いから、また会いたい』となるわけです。
いわゆる、聞き上手です。
自分の気持ちに素直に、自分が喋りたいときは気分よく喋れば良いし、相手が喋りたそうにしているときには、質問をしながら聞き上手になってあげましょう。
気持ちを楽に、ありのままで良いのです。
私自身も、今まで通りの自分で良いのだなと思えて、気持ちが楽になりました。
それでは、最後にフランクリン・ルーズベルトの言葉を紹介して終わりとします。
If you treat people right they will treat you right – ninety percent of the time.
あなたが人々を正しく扱えば、人々はあなたを正しく扱うだろう。90%の確率でね。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう!
◼︎参考
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