【カリフォルニア大学発】幸せになれる4つのお金の使い方(お金の使い方、本当に大丈夫ですか?)

いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。

皆さんの中には、

『買い物が大好きだ』

『給料が貰えるとすぐに欲しい物を買ってしまう』

『持っている物でその人の成功の程度が分かる』

こんな風に思っている方、いらっしゃると思います。

そんなあなたは、もしかすると不幸なお金の使い方をしているかもしれません。

ということで今回は、

【カリフォルニア大学発】幸せになれる4つのお金の使い方(お金の使い方、本当に大丈夫ですか?)

という内容をお伝えします。

今回の内容は、カリフォルニア大学心理学の教授であるソニア・リュボミアスキー氏の著書『人生を「幸せ」に変える10の科学的な方法』を参考にしています。

せっかく一生懸命働いて稼いだお金は、自分の幸せに繋がることに使いたいですよね。

不幸になるお金の使い方をしたいと思う方は1人もいないはずです。

それでは、どのようにお金を使えば幸せになるのか、不幸にならずにすむのか、早速確認していきましょう。

お金で幸せを買う方法

お金で幸せになるために、以下の4つを意識してお金を使うようにしましょう。

  1. 自分の本当のニーズにあてはまる活動にお金を使う。
  2. 自分のためではなく、他人のためにお金を使う。
  3. 時間を手に入れるためにお金を使う。
  4. 「今」にお金を使い、「後」で結果を楽しむ。

それぞれの内容について、具体的に確認していきましょう。

1.自分の本当のニーズにあてはまる活動にお金を使う。

友達があのブランド品を持っているから、あるいは会社の同僚が車を買ったからといった理由や権力や地位を誇示するためにお金を使っているという方、それではお金がいくらあっても幸せにはなれません。

幸せを最大化するために、お金から引き出せる最も直接的で最も当てになる方法は、自らの欲求を満たすものを追求することです。

感情面での恩恵を最大限に得られる買い物や出費は、以下の3つの欲求のうち、少なくとも1つを満たす目標を持ったものです。

その3つとは

  • 能力・スキルアップ:何か新しいスキルを習得するためにスクールに通う。
  • つながり、所属意識:友達に誕生日プレゼントを贈る。
  • 自主性:自分の趣味で使う道具を買う。

これらのようなお金の使い方をすることで、自分の本当の欲求を満たすことができるだけでなく、好循環を生むことができます。

もっと良い方向に向かう勢いがついたり、他のものに波及したり、それぞれの結びつきを強めたりと、次々と良いことが連鎖的に生じるのです。

2.自分のためではなく、他人のためにお金を使う。

ブリティッシュ・コロンビア大学のエリザベス・ダン教授達が、アメリカの人口構成を代表する600人以上のアメリカの居住者を対象にお金の使い方について調査しました。

その結果、他人へのプレゼントや慈善事業への寄付にお金を使えば使うほど、より幸せになることが分かりました。

また、被験者が自分自身へのプレゼントや請求書、必要経費に使ったお金の金額は、幸福と無関係であることも分かりました。

なぜ自分のお金を他人に使うと幸せになるのでしょうか。

それは、自分のことを思いやりがあって人のために役に立っているとポジティブに感じることができるとともに、そのお金を使った相手に対する気持ちも大きくなるからです。

これはもちろんお金に限った話ではありません。

寛大で親切な行動をすることで、人間関係が良くなり、幸せを長続きさせることができのです。

人間関係と幸せな人生については、以下の記事でまとめていますので、こちらもあわせて確認してみてください。

3.時間を手に入れるためにお金を使う。

自由な時間を得るためにお金を使うことで幸せになれることが研究で分かっています。

例えば、雑用を他の誰かにやってもらうなどです。

しかし、そんな家政婦を雇うみたいなことはなかなかできないですよね。

正確にはお金の使い方ではありませんが、労働時間を減らすということは誰でもできることかもしれません。

つまり、お金をたくさん稼ぐことよりも自由な時間のほうを選択する、ということです。

自由な時間があれば、その時間を楽しい時間にすることができ、充実感を味わうことができるのです。

4.「今」にお金を使い、「後」で結果を楽しむ。

お金を払って買ったものを受け取るタイミングは遅らせたほうが幸せになれるのです。

「待つ」時間が人を幸せにしてくれます。

分かりやすい例で言えば、実際に旅行している最中よりも、旅行の準備や計画をしている時の方が楽しい、というものです。

修学旅行前や長期休暇の前はワクワクしますよね。

楽しみがあると人はそれだけでワクワクし、幸せな気持ちになれるのです。

おすすめなのは、お金を払ってすぐに商品を手に入れたり、経験するのではなく、支払いを済ませてある程度の期間を置いてから商品を手に入れるということです。

この方法を用いることで、楽しみなことが常に待っているというワクワクした状況を自分で作り出すことができるのです。

現代では、多くの人が全く逆のことをしています。

クレジットカードを用いて先に商品を手に入れて、後で支払いをしているのです。

旅行や欲しい物、楽しいことはどんどん先延ばしにしましょう。

毎日が楽しく、幸せを感じることができるはずです。

—最後に—

今回は、幸せになれるお金の使い方について、お伝えしました。

自分の本当の欲求を満たすものに使ったり、自分ではなく他人のために使う、時間と交換する、そしてお金と交換したものを手に入れるタイミングを先延ばしにすることで、幸せになれるのです。

見栄を張るためにお金を使っても幸せになることはできません。

たくさんのものを買っても幸せになることはできません。

いかにお金を稼ぐかよりも、いかにお金を使うかの方が大切であるということをリュボミアスキー教授は私達に教えてくれているのです。

今日から是非、幸せになれるお金の使い方をしてください。

それでは最後に、フランシス・ベーコンの言葉を紹介して終わりとします。

Money is a great servant but a bad master.

お金は素晴らしい召使いだが、悪い主人である。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

また次回の記事でお会いしましょう!

◼︎参考

『人生を「幸せ」に変える10の科学的な方法』ソニア・リュボミアスキー著

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