勉強しても覚えられない?暗記・記憶したいときに有効な学習方法3選(勉強以外でも使えます!)

いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。

皆さんの中には、

『記憶するのが苦手だ』

『せっかく勉強したのに、試験本番で思い出すことができない』

『忙しくてあまり時間がとれないので、学習効果の高い勉強がしたい』

こんな風に思っている方、多いと思います。

仕事や家の用事などで忙しい日々の中、勉強したり、新しいことを始めるのは億劫になってしまいますよね。

実は、勉強のみならずスポーツなどの趣味において、上達のスピードを高め、本番で実力を発揮できる方法があったのです。

ということで今回は、

勉強しても覚えられない?暗記・記憶したいときに有効な学習方法3選(勉強以外でも使えます)

という内容をお伝えします。

それでは早速、忙しい毎日でも新しいことを習得できるようになる、効果的な学習方法を確認していきましょう。

学習効果を高めるのに有効な方法3つ

記憶力を高め、学習効果を高めるのに有効な方法は、以下の3つです。

  1. 学習時間を分散する。
  2. 学習場所を分散する。
  3. 学習した内容を自己テストする。

それぞれ、具体的な内容を確認していきましょう。

1.学習時間を分散する。

学生時代に多くの方が、テスト前に一夜漬けで勉強したことがあるのではないかなと思います。

懐かしいですよね。

皆さんは、その時に勉強した内容を思い出せるでしょうか。

残念ながら、私はほとんど覚えていません。せっかく徹夜までしたのに、です。

確かに徹夜で勉強することで、翌日のテストで良い結果になることは実証されていますが、長期的な記憶にはならないのです。

それでは長期的な記憶にするためには、どうすれば良いのでしょうか。

それは、勉強するタイミングを複数回に分けるという単純なものです。

複数回に分けることで、同じ勉強時間でも、長期的に記憶できるようになるのです。

具体的には、最初に覚えた1、2日後に復習し、その次は1週間後、その次は1ヶ月後、そしてその次からはさらに間隔をあけるといった具合です。

2.学習場所を分散する。

特定の記憶に対して、複数の知覚を関連付けることで、記憶力が高まることが分かっています。

その1番簡単な方法は、色々な場所や環境、時間帯で覚えるというものです。

例えば、100個の英単語を覚えたいと思った際に、自宅の部屋でのみ覚えようとするのではなく、今日は図書館、今度はカフェ、今度は電車の中、といった具合に勉強環境を変えていきます。

こうすることで、脳が思い出しやすくなるのです。

なぜ、勉強環境を変えた方が思い出しやすくなるのかは、まだ解明されてはいないみたいです。

解明されてはいないものの、考えられる理由としては、自分の部屋で覚えたときとカフェで覚えたときとで、その覚えたい単語に付随する情報が別々であり、思い出す手掛かりが2倍になるからだと言われています。

また、環境を変えることは、記憶に限らずありとあらゆる学習に効果的だと言われています。

自宅でしていた趣味のギターを公園で練習する。

いつもテニスの練習をしているコートと別のコートで練習する。

いつも朝練習していたことを夜やってみる。

このように、いつもの練習・学習を行う環境に変化をつけることで、その知識や技術に磨きがかかるスピードが向上し、さらに本番で能力を発揮しやすくなるのです。

3.学習した内容を自己テストする。

覚えているかどうかを自分でテストすることは、本番のテストでの成績向上につながることが分かっています。

自己テストをすることで、以下の3つの効果があり、本番までに記憶すべきことが明らかになるだけでなく、本番中に思い出す力が向上します。

  • 自分の今の実力を知ることができる。
  • 思い出す内容を適切に修正する。
  • 知識の再整理ができる。

自己テストといっても難しいことをする必要はありません。

読んで覚えたら、その後にすぐ覚えているか自分で確認するだけです。

見たり読んだりして覚える時間を増やすのではなく、覚えたことを自分でテストする時間を増やしましょう。

具体的には、最初の3分の1の時間を覚えることに使い、残りの3分の2を覚えたことを確認したり、思い出す時間に用いると効果的であることが分かっています。

そして、自分でテストする際に有効な方法は、あたかも自分が専門家であるかのように、学んだ内容やその要点を他人に教えるつもりで説明するというものです。

この方法は、机に向かって教科書をじっと見続ける勉強に比べて、20~30%も効果的であることが分かっています。

4.まとめ

上記3つの方法をまとめると、

学習環境を色々と変えながら、日にちを変えて複数回に分けて学習し、その中で読んで、記憶して、思い出すという行為を繰り返しつつ、自分が専門家であるかのように説明することで、学習効果を高めることができるのです。

この方法を取り入れることで、あらゆる試験の本番で記憶したことを思い出すことができるようになり、見事合格することができるはずです。

そして、勉強のみならず、ご自身が趣味でしていることも上達が早くなるのです。

—最後に—

今回は、暗記・記憶する際に効果的な方法を3つお伝えしました。

同じ学習時間でも記憶する量が増え、本番でしっかりと実力を発揮できるようになるのは、とても嬉しいことですよね。

資格試験などに限らず、新しい趣味の上達などにも役立ててみてください。

勉強でも趣味でも、できるようになるとより楽しくなると思います。

できることを増やして、ぜひ楽しい日々にしてください。

それでは、最後に相田みつを氏の言葉を紹介して終わりとします。

一生勉強 一生青春

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

また次回の記事でお会いしましょう!

■ 参考

『脳が認める勉強法 「学習の科学」が明かす驚きの真実!』ベネディクト・キャリー著

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