【引き算思考】「足し算」ばかりではダメ。「引き算」することで人生はうまくいく。

いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。

こんな風に思っていませんか?

『新しいスキルを学びたい』

『時間もお金も全然足りない』

もっとスキルやお金、時間があれば、もっと良い生活ができるのにと思いますよね。

しかし、現実では、時間もお金も限りがあるものです。

ということで今回は、

【引き算思考】「足し算」ばかりではダメ。「引き算」することで人生はうまくいく。

という内容をお伝えします。

「足し算 / 引き算」思考とは一体何なのか。

なぜ「引き算」思考が人生で大切なのか。

充実した人生にするための参考にしていただけたらと思います。

それでは早速、今回の内容を確認していきましょう。

ぜひ、ご自身の生活や現状と照らし合わせながら、読んでみてください。

「足し算 / 引き算」思考とは

『そもそも「足し算」思考、「引き算」思考って何?』

と思っていらっしゃる方が多いと思いますので、そこをまず明確にしておきましょう。

「足し算」思考

現状に対して、何かを足したり、追加していこうとする考え方です。

例えば、

  • 物を買う。
  • 新しい趣味を始める。
  • 新しい習慣を始める。
  • 新しいスキルを学ぶ。

などです。

「引き算」思考

現状に対して、減らしたり、削っていこうとする考え方です。

例えば、

  • 物を捨てる。
  • 今までの習慣をやめる。

などです。

人はみな「足し算」思考

皆さんはどうでしょうか。

少しだけ普段の自分について、考えてみてください。

普段、私たちはこんな風に考えることが多いのではないでしょうか。

『あの服が欲しい』

『あの家電が欲しい』

『新しいスキルを身につけたい』

『健康のためにジムに入会しよう』

これらは全部「足し算」思考ですよね。

現状に対して、新たに服を追加したり、家電を追加したり、スキルを追加したり、習慣を追加しようとしています。

人は無意識にどんどん「足し算」していこうとする生き物なのです。

「引き算」する意識を持つ

それでは、本当に「足し算」ばかりで良いのでしょうか。

もちろん、必要な物は買うべきであり、あなたのためになるスキルや習慣を新たに始めることはとても大切なことです。

しかし、全ては有限だということを忘れてはいけません。

時間は有限です。1日は24時間、1週間は7日、1年は365日。そして、誰しもがいつかは死にます。

お金も有限です。大富豪でない限り、お金を湯水のように使うことはできません。

空間も有限です。あなたの家や部屋というスペースには限りがあります。

時間もお金も空間も有限である中で、これは良いからという理由で「足し算」していくとどうなるでしょうか。

本当に大切なことに時間やお金、空間を割けなくなってしまうのではないでしょうか。

新たな習慣やスキルの勉強に時間を割くことで、今までやっていた良い習慣や勉強ができなくなってしまうかもしれません。

物を買うことで、毎月している貯金ができなくなってしまうかもしれませんし、家が物であふれ、生活しにくい空間になってしまうかもしれません。

「足し算」ばかりの生活を見直す必要があると言えるのではないでしょうか。

「引き算」思考の良いところ

「引き算」思考の良いところは、一言で言うと、”余裕”が生まれるところです。

不要な習慣をやめることで、時間に余裕が生まれます。

そして、物を買わないことで、お金に余裕が生まれ、空間にも余裕がうまれます。

時間的、金銭的、空間的”余裕”を楽しむことができるようになるのです。

余裕があると、ゆったりと過ごせ、不安なことも減り、メンタルが安定します。

日々の充実感も増すでしょう。

逆だと思っている人が大半かもしれませんが、「引き算」思考で精神的に豊かになれるのです。

そして、その余裕がある中で、「足し算」思考をバランス良くとり入れることができれば、より人生は豊かになるでしょう。

例えば、テレビを見る習慣をやめることで、時間に余裕がうまれます。

そして、その時間を睡眠時間を増やすことに当てても良いですし、「足し算」思考で、新しい趣味や習慣を始めたり、友達と遊ぶ時間に費やすことで、より豊かな時間にすることができるのです。

私はこの考え方をするときに、いつもパズルを思い浮かべています。

今、皆さんそれぞれの生活という名のパズルが出来上がっている状態です。

キレイな景色のパズルができています。

一応完成はしていますが、少し気に食わない部分もあるでしょう。その気に食わない部分の何ピースかを取り除いてあげるのです。

それだけで、よりキレイな景色のパズルになります。

そのままでも良いですが、取り除いた部分に新たなピースをはめてあげることで、さらに美しい風景のパズルができるのです。

もっと分かりやすく例えると、ゴミを拾って、さらに、そこに花を植えてあげる、という表現でも良いかもしれません。

花を咲かせるには、ゴミをまず捨てることからです。

今のあなたの生活で要らないものは処分する。

その行為が、今よりもっと豊かな生活という花を咲かせる土台となるのです。

—最後に—

今回は、普段あまり意識することがない「引き算」思考の大切さについて、お伝えしました。

皆さんご存知の通り、”Simple is the best.”という言葉もあります。

足すことばかり考えるのではなく、引くことも考えましょう。

「引き算」思考は無意識ではなかなかできないことなので、少し意識してやってみてください。

最近「足し算」思考ばかりだなと思ったら、一度「引き算」思考で、減らすことを考えてみましょう。

年末に大掃除をする方も多いと思いますが、大掃除という1つの「引き算」とあわせて、お金や時間などの習慣についても「引き算」することを考えてみてはいかがでしょうか。

きっと良い新年のスタートがきれると思います。

それでは最後に、羽生善治氏の言葉を紹介して終わりとします。

何事であれ、最終的には自分で考える覚悟がないと、情報の山に埋もれるだけである。

何を選んで何を捨てるか。

丁寧に取捨選択をすることが大切なのではないでしょうか。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

また次回の記事でお会いしましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました