いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。
こんな風に思っている方、多いのではないでしょうか?
『おしゃれなオフィスで働きたい』
どうせオフィスで働くのであれば、おしゃれなオフィスが良いですよね。
しかし、一見”おしゃれ”に見えるからと言って良いオフィスとは限らないのです。
ということで今回は、
【会社選び】おしゃれなオフィスにだまされていない?オープンオフィスの3つの欠点
という内容をお伝えします。
GAFAといった、シリコンバレーに本社を構える会社もオープンオフィスになっていますが、果たして本当に良いオフィスだと言えるのでしょうか。
会社選び、あるいはこれからオフィスを新たに構えようとしている方などの参考になればと思います。
それでは早速、今回の内容を確認していきましょう。
オープンオフィスの台頭
2005年のGoogleによるカリフォルニア州マウンテンビューの本社改装を機に共有デスクやガラス張りの小会議室に象徴されるような高い志に満ちたオフィス環境の時代が始まりました。
ほぼ同時期にドットコムブームが到来し、スタートアップ企業によるさらに斬新なオープンスペースが台頭してきます。
そして、2015年Facebook(現Meta)がフランク・ゲイリーにデザインを依頼した本社がメロンパークに完成した頃にはオープンオフィスはシリコンバレーにおけるイノベーションの顔になっていたようで、オフィスでは創業者兼CEOのマーク・ザッカーバーグがみんなと同じように白い簡素なデスクを共有スペースに並べていたと言います。
オープンオフィスの魅力には、簡単に経費削減できる点もあります。壁が不要になり、そして1従業員あたりの床面積を縮小することができるのです。この利点を最も活用していると言えるのがWeWork。同社は共有テーブルをラウンドエリアに普及させ、そしてデータを駆使して、少ない面積により多くの人が働ける環境を提供することをビジネスにしているのです。
オープンオフィスの3つの欠点
オープンオフィスが流行する中、様々な調査によって欠点もわかってきたようです。その欠点とは以下の3つです。
- プライバシーを確保できていない従業員はプライバシーを確保できている従業員よりも欠勤が多く、幸福感が低い。
- 期待されていたコラボレーションは生まれず、生産性が低い。
- 新型コロナウィルス感染など公衆衛生上のリスクが高まる。
2018年のハーバードビジネススクールによる調査では、オープンオフィスでは対面でのやりとりが70%減り、メールやメッセージがおよそ50%増えたことが判明しました。従業員同士のコラボレーションを促進するという狙いはオープンオフィスでは達成できないのです。
オフィスのあるべき姿
数々の著名な企業オフィスを手がけてきた設計会社Gensler代表のジャネット・ポーグ・マクローリンによれば最も効果的なのは、会議室と作業に集中できるプライベートエリアを多数確保することだと言います。
オープンなスペースもあって良いが、それだけでなく、壁で仕切られた様々な用途の部屋を用意することが必要だということです。
–最後に–
就職や転職をする際に、オフィス環境を重視される方も多いと思います。
その際に、オフィスが仕事を推進していく上で本当に理にかなったスペースになっているかはかなり重要なように思います。
オフィスによってあなたのパフォーマンスが変わってくるのです。
ぜひ、今回の記事を参考にしてもらえればと思います。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう!
【参考】
世界を変えるイノベーションデザイン ビジネス誌ファストカンパニーが選んだ革新的事例
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