知っておかないと将来ヤバい?これからの時代に求められるBTC型人材

『これからの時代、どんな人材が求められるのか』

『どんな分野のスキルアップをすべきか』

『転職する際に多くの一流企業から求められる人になりたい』

という風に思っている方多いと思います。

これからの時代に求められるのは”BTC型人材”です。

ということで本記事では、

知っておかないと将来ヤバい?これからの時代に求められるBTC型人材

という内容をお伝えします。

今回の内容は、クリエイティブイノベーションファームであるTakram代表取締役でRCA(英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アート)名誉フェローの田川欣哉さんの著書『イノベーション・スキルセット』を参考にしています。

田川欣哉さんの著書『イノベーション・スキルセット』はこちらから

本記事を読むことで、

  • これからますます求められるBTC型人材とはどのような人材か
  • どうすればBTC型人材になれるか

を知ることができ、

今後どのような人材が社会に必要とされるかが明確になり、自分がどう成長していくべきかを考える上で、大いに役立てることができます。

そして、実際に行動に移せば、唯一無二の存在になれ、収入も上がり、昇進もでき、ヘッドハンティングされるような存在になれるでしょう。

逆に読まなければ、

このまま旧来型の人材にとどまり、給料アップや昇進の見込み、転職の際に他人と差をつけることができる可能性は限りなく小さくなってしまいます。

それでは内容を確認していきましょう。

時代背景

Apple,Google,Netflixなどのグローバル企業において、デザインの力を活用した経営「デザイン経営」はもはや常識となっています。

CEO自体がデザインの有識者であることも多いですが、ボードメンバーに会社全体のデザインを統括するCDO(Chief Design Officer)を招聘したり、経営層の近くにデザインチームを配置することもアメリカでは当たり前に行われています。

デザインを経営に取り入れるということに対してあまり馴染みがなく、ピンと来ない方もいらっしゃると思います。

そこでAppleを例に考えてみましょう。

iPhone,Macなどの製品自体も洗練されたデザインですが、それだけでなく、AppleStoreの購買を促すデザイン(仕組み)、購入後に箱を開けるときの高揚感、iPhoneを所有していることのステータス感、これらはすべてデザインを経営に取り入れたことによってうまれたものです。

サムスンや日本のソニー、シャープのスマホを買うときにはできない体験、それが大きな付加価値になっているのです。

必ずしも性能自体はiPhoneが一番良いと言えるわけではありません。価格も高いです。

それでも、一貫して洗練された顧客体験(カスタマージャーニー)がブランド価値を高め、その結果、莫大な利益を生み出しているのです。

プロダクトデザインに限らず、購入前から購入時、購入後までのすべての顧客の行動・体験をデザインしているのです。

まさに、「デザイン経営」していると言えるでしょう。

一方で、日本では経営判断をするうえで、デザインを軽視している企業がいまだにとても多いです。

軽視しているわけではなくとも、デザインを経営に取り入れる方法が分からない経営層が多いのです。

それでも、日本においてもメルカリやラクスルといったメガベンチャー系企業やPanasonicといった日本を代表する家電メーカーもデザインを重視し、経営に活かしはじめています。

その時代背景の中でデザインを理解してる人材が今とても求められており、また不足しているのです。

それでは具体的にどような人材が求められるのか、次のパートで確認していきましょう。

BTC型人材とはどのような人材か

出典:「イノベーション・スキルセット」田川欣哉著

“BTC型人材”のB,T,Cはそれぞれ、以下の単語の頭文字をとったものです。

  • B:Business
  • T:Technology
  • C:Creativity

“C”の”Creativity”は、いわばデザインを指しています。

これら3要素を組み合わせることでイノベーティブなプロダクトや顧客体験を生み出し、ブランド構築をしていくことが可能となります。

そして、”BTC型人材”とは、BTCのうち二つ以上の領域を「越境」できる人材を指しているのです。

つまり、ビジネスに軸がある人がデザインのことも分かる、

あるいは、

テクノロジーやITに軸がある人がデザインのことも分かる、

という人こそがまさに”BTC型人材”なのです。

田川さんは、以下のように表現されています。

B型やT型のロジカル思考とそれに相反するようなC型のユーザ視点や美意識の間を振り子のように行ったり来たりすることで、異種交配、つまり価値創造の打率が自然と高まります。

価値創造をしていくうえで、複数の領域についての知識・経験があることが非常に大切であり、そのような人材が求められているのです。

それでは、そのような人材になるために、美大やデザインスクールに通ってデザインの勉強をしなければならないのでしょうか。

そこまでできればベストですが、マスト(絶対に必要)ではありません。安心してください。

“BTC型人材”になるために、まず何をすべきなのでしょうか。

BTC型人材になる方法

今現在、ビジネス領域やテクノロジー領域のどれか1本しか知らないと言う人は、まずはデザインリテラシーを高め、デザイン領域にいる人達の言い分を理解することができるレベルの耳を作ることが重要です。

今までは”BT型人材”、つまり「ビジネスパーソンに必要なのはITリテラシーだ」と盛んに言われてきました。

これからの時代は”BTC型人材”、つまりデザインリテラシーがビジネスパーソンにとって必須のスキルになるのです。

デザインを「スキル」というレベルではなく「リテラシー」というレベルを目指す。つまり、デザインを自分で使えることができなくても、とりあえず理解できるようになることを目指しましょう。

では、デザインリテラシーを向上させるために具体的に何をすべきなのでしょうか。

■ デザインリテラシーを向上させる具体的な方法7選

  • 「n=1」のデザインリサーチ
  • 「プロトタイピング入門の入門」
  • 「ふせんトレーニング」
  • 「たす、ひく、みがく」
  • 「モノとモノサシ」
  • 「デザインフィクション」
  • 「4つのA」

それぞれの具体的な内容については、専門家である田川さんの著書『イノベーション・スキルセット』に説明を譲ります。

デザインについての知識もスキルも全くない私でしたが、デザイナーがどういう思考を持っているのか、「デザイン思考」とは何であるか、の理解を深めることができました。

“BTC型人材”になるためのスタートラインに立つことができたのです。

スタートラインに立てれば、あとは片足を自分が安心できる得意な領域(ビジネス領域やテクノロジー領域)に置きながら、もう一方の足を新しい分野(デザイン領域)に踏み出して、探り探り進んで経験値を増やす。

こうやって一歩一歩「越境」を重ねていくことで、”BTC型人材”に近づくことができ、あなたは唯一無二の存在になることができるのです。

絶対に見るべき参考動画

『イノベーション・スキルセット』を読むだけでなく、以下の動画も非常に興味深く面白いので、「経営×デザイン」に興味がある方はぜひ観てみてください。

・ビジネス・経営に活かせる「デザインセンス」の磨き方~Takramビジネスデザイナー佐々木康裕~
※佐々木さんは話題作『D2C 「世界観」と「テクノロジー」で勝つブランド戦略』の著者です。この本を読んだ方も多いのではないでしょうか。

ビジネス・経営に活かせる「デザインセンス」の磨き方~Takramビジネスデザイナー佐々木康裕

・テクノロジーとクリエイティビティを最大限に活かす「これからの経営」とは?~伊藤直樹×田川欣哉×柳澤大輔×梅澤高明

テクノロジーとクリエイティビティを最大限に活かす「これからの経営」とは?~伊藤直樹×田川欣哉×柳澤大輔×梅澤高明

—後書き—

デザインの知識が必須になる時代が刻一刻と近づいてきています。

今のうちにデザインの勉強をして知識を蓄えておくことで、周りに大きくリードできることは間違いありません。

この記事をきっかけに、デザインの知識を深めてみてはいかがでしょうか。

最後にミケランジェロの名言をご紹介して終わりとします。

やる価値のあることなら、たとえ最初は下手であっても、やる価値がある。

■ 出典

『イノベーション・スキルセット』田川欣哉著

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